−米水津釣行 05秋 その1− 日頃の行いだよね。  10月22日

ニューロッドにようやく入魂。
今はこのサイズがレギュラー。
 台風20号のウネリが取れたと見て、今秋、初の米水津クロ釣行を企てる。
メンバーはS社組6人と僕で計7人。大人数となるので早めの予約を入れるよう、幹事の(g君改め)GO君にお願いしたが、大会が二組入っているとの事で前日にして第2便が決定してしまった。地磯だな。

しかし、個人的にはモイカ(アオリイカ)も狙えてラッキーなのである。

 午後10時に出発。10号線の温度計は11℃、予報では最低気温16℃と言っていたのだが・・・。厚着して来て良かった〜。

 小浦港に着くと荷物を満載にした長伸丸が出港時間を待っている所だった。当番瀬を含めると今日は3便出すようだ。

 2便の我々は三組に別れての上礁となり、一組目を横島の西側に降ろした後、観音崎からやや内に入った地磯に僕と業師S君の二人で上礁した。

 早速、エギングの準備を始める。もたもたとセットを終え、僕が一投目を投じた頃にはS君は既に2杯上げていた。
入れポンのS君に対し、僕が一杯目をかけたのは空が白み始めた頃だった。何だ?この差は。S君のオレンジ2.5号に対し僕は3号以上をいろいろローテーション。
腕なのか?エギなのか?課題を残してしまった。

 夜が明け切っても、予報の風はまだ無い。
しかし、海中ではキンギョ(ネンブツダイ)の嵐、次にキタマクラの嵐、次の木っ端クロの嵐が来た頃には、瀬上では北からの強風が吹き雨まで降り始めていた。遮るものが無いS君の釣り座では立っている事が出来ないほどの風に波しぶき、早々と瀬替りを決めた。

 9時前の瀬替り便には我々のグル−プ7人だけが乗っていた。
僕たち二人は小貝方面の瀬に上がる。時折左手から風が回り込んでくるが、釣りには支障がないだろう。

 船着きに釣り座を構えたS君が足裏サイズのリリースを繰り返している。少し離れて沖向きの取り込みが楽そうな場所に釣り座を取った僕は一投ごとにキタマクラにハリを取られている。どうも、業師S君の餌取り集魚係になってしまった様だ。

 ぼつぼつ、こちらにも足裏サイズが釣れ始めたが、相変わらずハリの消耗が激しい。ハリケース内の袋二つ分は使い果たし、バッグの予備ハリに手を着けていた。その頃から徐々にサイズアップして30cmをアップした所でこれ以上は望めないかも?と、写真を撮っておく。

 昼頃から風向きが変わったのか、回り込む風に体を揺さぶられる。しかし、3時過ぎには爆釣モードに入っていた。S君は40近いサイズを連発している。僕の方は相変わらずキタマクラが多いものの良い型の食うパターンを左手の沈み瀬下側のえぐれと見て、ふらふらと動く当て潮に苦労しながらも、ぼつぼつと35cm前後を釣っていた。

 回収は5時としていた。
残り一時間を切った頃から、何かイイ雰囲気。しかし、更に強さをました風に仕掛けを馴染ます事が出来ない。風の息でようやく馴染んだウキがゆらゆらと入っていった。沈み瀬の下側に突っ込もうとするクロをあやしながら浮かせたのは40cmにやや足りないサイズだった。

 回収の船に乗り込み釣果を聞いてみるが、他のグループは良くなかったようだ。すぐ近くの瀬に上がっていたのに不思議です。
ラッキーにもたまたまお魚の着いた瀬に上がれたようでした。

 これは日頃の行いですな!!

ちなみにS君の最大は42cmでした。
僕の取られた針は30本オーバー!
S君の取られたハリ3本って。

な〜んだ、行いが良かったのはS君だったのね。

次回は11月5日に鶴見の予定。
期待して良いんじゃなぁ〜い。ワクワク。 


隣の瀬には同じグループの二人が上がっている。横風がキツそうです。
遠景には白子島が見える。


ようやく30cmを超えたので撮影。
その後、サイズアップしましたが余裕無く、写真を撮るの忘れました。


我々を祝福するように横島に虹が架かった。

右から黒い点の様に見えるのが1〜4番。
小さな三角形がキナル。
沖の横島、地の横島、水道を挟んで観音崎。

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