磯の童子

2008 磯上物釣行記
平成20年2月2日

萩沖のクロ、君がワカラナイ・・・

やっとである。

昨年から何度中止になっただろう。

最近オナガの情報を耳にする萩に行く事が出来た。

出港は6時と丁度夜明けに竿だし出来そうな程よい時間である。

渡船基地が変わったとの事で少々不安だったが、船長のрナの説明通りに来ると知らぬ間に着いていた。

丁度、道の駅『萩シーマート』の対岸で神社の下である。
ここ→のんちゃん丸発着場


午前6時、寒さに負けない釣り師をいっぱいに乗せ、のんちゃん丸は凪の海に出る。
船室のガチャガチャ振動音は我慢してやろう。

数組目に私の名が呼ばれて、一人で乗礁する。

2番?

こんな所。

足場は非常によろしい。
バッカンの前辺りに深めだが沈み瀬があるので左側で浮かせてから、ここで掬った方が安全だろう。

ポイントはこれより左側とした。

※尚、私と一緒に釣りをする時は私のうしろ立ってはいけません。撒餌が後へ飛んで行きます。(写真参照)

オナガ狙いであるが、外道に真鯛やヒラマサが掛かる事もあるようなので、 仕掛けの太さは悩む所だが、道糸1.75号ハリス2号とし『あわせオナガ』を結んだ。 これで取れないヤツはアッサリあきらめよう。

ウキ下も悩みの種である。
情報によれば竿二本位でアタっているらしいが、クロの棚としては深すぎる気もする。 ゆっくり落として途中のアタリも拾いたいので、G4のウキを使用してウキ止め糸は二本弱に結びそこからさらにゆっくり沈み始めるよう調節した。

左手のサラシ周辺が海面のヨレが多くポイントとなりそうな気がする。 撒餌を足元に多めに打ってからウキを浮かべると、僅かに左に流れているようだ。
風は左から吹いているので風にラインを取られない様にサラシに浸けたり離したりしなが張り具合を調節しながら流す。

足元からサラシの先辺りまでは餌を取られる。沖目を流すと餌は残る。
サラシの先でミニクロとフグが食った。どちらも一本以上入ってからのアタリである。厳しさを予感させる出だしである。
沖と中間地点を中心に当たるポイントを探すが中々上手く行かず、餌を取られたり取られなかったりが続く。

のんちゃん丸がやって来て船長からпB沖目で二本位でアタっていたとの事。

それから沖に絞って一投目、二本弱仕掛けが落ち、ウキがゆっくり沈み始めると直ぐに沈むスピードが増した。

大きくアワセを入れるとマズマズのサイズ、半分まで寄せた所で外れてしまった。(船長にシッカリ見られていて、後から苛められた。爆)
沖目なので確かではないが、オナガでも真鯛でもなくクチブトの引きの様な気がする

クロ30

沖目の深い棚でクロが食い始めた。 しかし、サイズはイマイチで足裏中心と言った所。

最大でもスレスレ30cm。
手の平も混ざる。

潮の動きもハッキリしない、フラフラと右に行ったり左に行ったり止まったり。

真鯛45

潮が右に動いた時、遠目まで流したウキが2m位沈んだ所でラインが走った。

バチバチとラインが出るまで待てる性格ではない。ラインがすっと張った時には条件反射で大アワセ。

抵抗は最初だけである。右の沈み瀬だけ注意して寄せると美しいピンクににんまりであった。

嬉しい外道であった。

暗雲

納竿は2時。(3時半もあったが)
1時半頃、しばらくアタリが遠のいていたのに二連発。後ろ髪引かれる思いで納竿したのだった。

しゅ〜りょ〜

ハッキリしない潮とアタリに手を焼きながらポツリポツリと釣ってクロは11枚となっていたが、どうも納得いかない釣りであった。

手の平から30cmまでのバラバラのサイズが二本の棚で食う状況、 それもウキをハッキリ引き込むアタリではなく咥えてゆっくり動き、 時には離す状況を打開する手はあるのか?

ハリのサイズを替え、ガン玉の位置を替えてもアタリの出方は変わらなかった。

もう少し、試行錯誤が必要なようだ。答を見つけにまた行かなくてはなるまい!!


当日は66cmの鯛も上がっていました。魚種豊富で遊べる所ですよ。
一発狙って皆様も如何でしょうか。

使用渡船 GO!! のんちゃん丸へリンク。

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