磯の童子

2009 磯上物釣行記
平成21年10月3日

米水津でオカズ釣り

当日はサズリで石鯛釣りの予定であったが、台風17,18号発生により釣行自体が中止だろうと予想していた。

前日の午後7時過ぎ、やっと釣行が決まったが、当然、底物餌は予約しておらず、これから手配するのも面倒なので上物狙いとした。

出船できるとは言え、ウネリと北からの強風が予想される。
こんな状態で無理は禁物、安全な所に上がろうと話し合う。


鶴御半島の滝

5時出港の長伸丸には我々5人だけである。
安全そうな半島側の高い瀬に3人を下ろし、残るGO君と共に奥まった瀬に乗礁する。

かなり高い瀬だが、今は満潮、時折大ウネリが荷物置き場近くまで上がるので、さらに高い所に荷物を移動してゆっくり準備開始する。

ふと崖を見上げると朝日に輝く滝が美しい。
大雨後だけに出現する滝である。

一匹目30弱クロ

一番左の釣座で実釣開始。
事前の情報からオカズ釣りと覚悟して小型もキープする。

コッパが多いと読んで、00号ウキを超浅棚に設定して『あっちこっち釣法』。

手前に撒餌して、沖で本命を狙う。
数投目で30cm弱のクロ。キープである。

おいしいカワハギ

完全に五目釣りパターン。

おいしい外道も捨てがたい。

際釣りすれば、こいつを稼げそうな気もするが・・・。

ウリ坊

単発のウリ坊(イサキの幼魚)。
お父さんはどこ?

その後、写真を撮り忘れたがシマアジも釣って、釣り初めから30分で4種目である。

餌取りの代表イスズミ

外道代表『白尾長』(イスズミ)くん。

潮が悪くなると、食えねーお魚が釣れ始める。

イスズミ、キンギョ、キタマクラ、バリ、フグ。
そんなに邪魔と言うほどの存在ではなかった。

もっとも強力な餌取りはコッパグロ達である。

少し型の良いクロ

30cmを超えるクロも混ざる。

矢引きのウキ下と撒餌ワークと仕掛け投入のタイミングで食ってくる感じ。

午前の内に十分なオカズをキープした。

GO君も竿を曲げる

GO君も楽しんでいるようだ。

本日最大の”ひいき目に見て35cm”だと言う。

ケッコウ、ひいきしたようだ。

コナガ

ウキを大袈裟に引き込んで行くのはコナガである。

手の平サイズしか居ないようだ。

時折、現れるシイラに遊んで貰おうとルアーを出すがダツが釣れただけであった。

午後からは潮が澄み、点々とある沈み瀬の位置がハッキリ見える。そのせいか、本命を釣るのが難しくなった。


1

ふと気配を感じて右を見ると・・・。

GO君が真剣な表情で玉網を伸ばしている。

ど、した?

2

え?

玉網を持ったまま、撒餌を撒いた。

はは〜ん。

3

おーっと。

掬ったぞ。

4

そして見せに来た。

満面の笑み。


しゅーりょー

午後は暑くて堪らん。

今日は早目のしゅーりょー


私が想像していたよりクロの活性は有りました。

現在、水温24度前後、この台風が去った頃には本格的な秋磯を楽しめるのではないでしょうか。

米水津・小浦港 長伸丸(渡辺船長) 0972-35-6735

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