磯の童子

2011 磯釣行記
平成23年2月5日

No.3 凪だ、そら行けのんちゃん丸

予報は、まれに見る凪であった。

今日行かないと、次はいつ凪ぐか分からぬ山陰の磯である。

って事で、のんちゃん丸に予約を入れた。
はいはい、釣れてないのは分かってます。水温12℃も分かってます。

いいんです。


萩六島

乗礁したのは、大島の『四畳半』、一番右の島の西磯(真裏)である。
ロフト付の四畳半でなかなか足場がよろしいぞ。


赤竿

本日のタックルは気合いの1.5号竿に2.5ハリス。 こんな日は真鯛がクサイ、場所から見ても一発期待だな。

もちろんクロを狙って外道としてであるが・・・。

なになに、漢ならクロのみ狙らって細くしろ?
いやいや、太糸で食わすのも漢でしょっ。

顔面蒼白のチヌ

で、ウキ下一本半、Bの遊動仕掛けを強い左流れに乗せて、見失うまで流した所でラインがヒュンと張ってアタッたのがコイツ。

スマートな45cmチヌである。

ストリンガーに掛けて、ドボンと海に放り込むと手応えが消えた。私の不手際でストリンガーをくわえたまま逃走してしまう。

ごめん。口ピアスをした青い顔のチヌ、、、私のです。

サンバ35

左流れが緩んで、しばらくハッキリしない潮の動きの後、再びゆるやかに左に流れ始める。

一本半遊動のち沈める仕掛けである。
沈み始めて、ややスピードが増した気がして、竿先で聞いてみる。
重さを感じ、大きく竿を立てた。

このヒキなんだっけ?チヌとも真鯛ともクロとも違うようだが・・・。
おっ!石鯛やん♪

本命33

その後、潮はふらふら安定しない。

のんちゃん丸が見回りにやって来たが、何となく気配を感じるので、瀬替りしないで残る。

またも左に流れ始めていたウキに不自然な動きを感じてアワセを入れるとクロのヒキである。

もう少し大きいと思ったが、本命である。嬉しー。

カブリ始める

残り半分の撒き餌を混ぜた頃から、北からの風が強くなり先端は波が上がり始めた。

後方の『ロフト』から竿を出すが道糸のコントロールがうまく行かず、釣れる気がしない。

満潮を過ぎると波は納まり、完全な右流れに変わる。
生き物の気配がなくなった。そして僅かに期待の真鯛もなく、しゅーりょー


早朝の出港前の出来事である。

渡船に積む荷物をまとめてから、荷物の重さを確かめようと、チョイと持ち上げてみる。

ピキッ。

やべー、ぎっくり腰か。確かめるように腰をゆっくり回してみる。
大丈夫、症状は軽い釣りに支障はないだろう。

無事に釣りを終えて、二日経過。
日に日に痛みは増し歩くのも辛くなって来たのだった。無理はきかねー御歳だわん。

山口県・萩 のんちゃん丸 080-1900-7614

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