磯の童子

2012 磯釣行記
平成24年1月9日

No.1 初釣りは(も)スッキリ・・・

天気予報によると9日が波1.5mとなっている。
初釣りはこの日、県内の萩か蓋井島でやる事に決めた。

数日前より毎日、天気予報、波予報をチェック。
これで1.5mはありえんわ〜。って、事でどこかで竿を出せるであろう蓋井島、春日丸に予約р入れた。

今回は朝の4時便(5時から瀬着け開始、納竿は1時)を利用する。
結構な人数のお客さんであるが皆さん青物狙いのカゴ組&ルアー組の様だ。

フカセは童子さんだけだからどこがいい?と聞かれた。
ウネリと風から最北は避けて、やや東に入った高い瀬を選択する。足場は良くないが好きな場所の一つだ。

※蓋井島瀬渡しにはいくつかの決まり事があり、2隻の瀬渡しがそのルールに従って運航している。

  1. 北周りの幾つかの瀬は当番が決まっていて、日替わりで受け持っている。(私は把握し切れていない)
  2. カゴ釣りは北周りの瀬では禁止。(カゴはやらないので境界は、はっきりとは知らない)

1.では一つの瀬の中でも、境界線を決めて二分割している所があるので注意が必要だ。
で、今回の瀬はその瀬の一つで、『カケアガリ』の"裏"となる。 裏なので名前に反して直立した壁である。


北東部の瀬

予想以上の強風、風向きも良くない。

岩の割れ目で仕掛けを作り、明るくなるのを待った。

釣り座から左を見た風景である。

大ウネリがドーーーンと来て波シブキが上がる、ウネリは次の岩にぶつかると真上に上がりツブテとなって容赦なく私に降り注ぐ。

瀬替りするぞ〜。

カモメが居座る

見回り便が来た。
船長『いいですかー?』
わし『(ここでいいーーっ)』と合図。

何故かそう答えてしまった。替わるべきだったよなあ。

2Bのウキ、2.5号ハリスでスタートした仕掛けを、ウキだけ5B浮力にチェンジ。これで何とかウキ下を維持出来るだろう。

すでにクロの望みは捨てていた。ひょっとして真鯛なら・・・。

撒き餌に集まった餌取りカモメを釣らないよう注意が必要であった。撒き餌を先行させる事が重要である。

ウキが見えなくなった。グイーンと重くなり『コクッ、コクッ』、な〜んだチヌか。

サッサと上げてしまいたいが、大うねりでモタモタ。 やっとタモに入ったと思ったら波に揉まれてタモ枠が回転し、ラインが枠のねじ辺りに絡まってしまい、どうにもならない。 『プツン!』。あやうく私もプッツンして柄を放り投げそうになるのをこらえる。

仕掛けを作り直す。いい潮が来ていた。30M程流れたウキが左方向に走った。 結構な重量感とスピード、青物の予感。『ふっ』。・・・簡単に切れた。チェックしたつもりだったが、まだどこかに傷が入っていたか・・・。

もう一回チャンスを〜。
あらら、いい流れが無くなっとるやん。

しゅーりょー。こんな状況でも潮流は重要ですな。

回収へ

回収時の瀬着けが心配であったが、下げに入り多少ウネリが小さくなって難なく船上へ。

次の回収の磯はえらくウネリが押し寄せていた。ここって、こんな小さな瀬だったっけ?

ここで90cm位のヒラマサが仕留められていた。


初釣りはスッキリと”ボーズ”でした。釣れない訳ではなく上げられなかっただけですね。

ま、納竿釣りもここでボーズですが・・・。

その前は底物で4回連続ボーズ、なんと蓋井島6回連続ですね。下手にも程があります。

私が釣れないだけで、蓋井島では真鯛やヒラマサが釣れていますので、狙いを絞って行かれるといいと思います。

マイッタ、米水津に行こうかなあ。行きたいなあ。

下関市・蓋井島瀬渡し 春日丸  083-286-5980

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