磯の童子

2012 磯釣行記
平成24年9月15日

No.10 台風前の蓋井島

三連休に合わせる様にやって来た大型台風16号。

土曜日の午前中なら、まだ影響は少なく釣りにはなるだろうと予約を入れる。
先週の土曜日も人数不足で出船はなかったが、今日は即答で出ますとの事。ヨッシャ!

港に着いて驚いた。エラク賑わっているのは何故?
隣に見覚えのある車が・・・。やはりF君であった。会社の若者と共に6人で来たそうだ。

「今日は多いねえ」ナンテ言っているが君達のせいですから。常連は私とS君を含めても5人ですぜ。


不気味な夜明け

予想外に蓋井島最北の磯はうねりで危険な状態。

さーて、どこへ行こう。
悩んだ末、東側の高い瀬に乗礁した。

カドイチ  

ウネリは左の鼻が押さえてくれるので、下段での釣りが可能である。

釣れた時、小型で有れば手元に抜き上げればいいが、大きい場合は抜き上げても降ろす場所がないのでここでは玉網を準備している。

小型石鯛(35cm 7:00)

朝の一投目から餌が取られていた。

小型が沢山いる気配。
ハリを咥えられるサイズはいるのだろうか。

ハリ先が鈍っているのに気付きハリを交換。
激しくじゃれる様なアタリにアワセのタイミングを伺っていると、勝手に掛かってしまった。

小型だが早々とボウズは逃れたのでホッとする。

スベリのS君

8:30を過ぎた頃にはさっぱりアタリが途絶えていた。

私の南側遠方の磯に乗礁したS君の姿がぼんやり見える。

二枚目(11:30)

11時を過ぎた頃からまたアタリが出始めていた。

そして今度は走ってくれた。
縞クッキリの小型である。

その頃から北風が強くなっていた。うねりが大きくなり下段には波飛沫が上がり始めていた。

上段へ上って釣りを開始したが、風波が影響してアタリがとれない。

もういいわ、しゅーりょー

時化模様

いつでも帰れるように早めに仕舞った。

私の瀬から北側を望む。

完全に時化と言っていいだろう。

回収には時間が掛かりそうだ。

避難中

南側の瀬のS君。

肉眼では見えなかったが、望遠にして撮ったらあんな所に写っていた。

手前の瀬で砕けた波が高く上がっていたので、波飛沫を避けていたのだろう。

回収待ち

北側のF君グループ6人。

若者達、けっこう怖かったのではないだろうか。

無事に回収を終えた。


餌取りが多くなりました。

瀬によっては、1kgのバフンウニでは足りないでしょう。

ウニの漁期が終わったので、春日丸のストックが無くなるのも時間の問題でしょう。

下関市・蓋井島瀬渡し 春日丸  083-286-5980

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