磯の童子

2015 磯釣行記
平成27年2月14日

No.3 久々の米水津は・・・♪

しばらく米水津には行っていないが、釣果情報は常々確認していた。

今年に入って落ちる事無く釣れている様子である。

そして毎週末、釣果写真に納まる【S軍団】の見たような方々。

G君に『おまいら行き過ぎ〜!』とメールしてみる。すると『今週はS君が行くらしいよ』と返信があった。

今度はS君から『もう一人車に乗れるよ』とメール。『いくいく〜♪』と返信。久々の米水津釣行決定である。


焚き火  

3時出港の長伸丸は横島先端部を目指してスロットルを全開にする。
各渡船は思い思いの方向へ散らばってレースを開始したが、我が船と競合する相手はいないようだ。

平瀬、キナルと瀬着けして行くが、我々はのんびりしたもんだ。

仲間全員が地磯希望なのである。厳寒期はあせらないが得策であろう。

ここはどこ

夜明けである。

太陽が頭を出す頃、ようやく竿を出した。

写真でわかる様に右から左へ強風が吹きぬけて行く。 

風の影響がどれ程なのか、まずは全遊動で様子見である。

道糸を上手くコントロール出切れば仕掛けは入って行くので、このままでイケそうな気がする。

目で食った

餌取りに備えて足元と沖目に分離して撒き餌を打ち、仕掛けは沖の撒き餌付近に入れる。 風の影響は当然あるので、風による仕掛けのズレと沈下速度を計算して付け餌の位置をイメージしながら流す。

正面に仕掛けを入れると、朝日の正面まで流れたところで食いそうな棚に届く感じである。

1匹目はまぶしくて見えないので回収すると食っていた。こんなんつまらん。 

ウキが沈む様子を見たいので、撒き餌、仕掛けの投入点を右にずらす。 

デカイ餌取り

足元には尋常ではないデカさの餌取りがウロウロしている。

水面直下で餌をついばみ反転する。こんな活性の高いカンダイを見るのは初めてだった。

絶対にコイツを沖に出してはならない。

沖の撒き餌とセットで足元に撒く事が肝心だろう。沖へ出そうになると、瀬際へ音を出して撒き餌を『打つべし!打つべし!打つべし!』

順調

順調にアタリがあるが、掛からない事が多いのは何故だろう。

棚は2.5〜3ヒロ程度で食っているようだ。

潮が緩むとアタリは遠退き、仕掛けの入りが悪くなる。  0号ウキからBのウキにチェンジして誘導仕掛けとする。 

また流れ出すと相変わらず掛からなかったり、外れたりするが確実に数は伸ばし10枚は超えただろう。型は30〜35cmで中々サイズアップ出来ない。

4枚

食いが悪い時間帯に沈み瀬上のラインを攻めてみる。

良型クロかと思ったら、水面下で銀色に輝くのを見て落胆する。

コイツは不味いのでリリースだ。
日本海の美味しいチヌを大分の人に食わせてやりたいよ。チヌって本当は美味しいんだぞ。 

4枚

風の方向が変わった。

左後方からの強風で竿を保持するのにも苦労する。 

しかし力強い潮が風を物ともせず仕掛けを流してくれる。すこし食う棚が深くなったと感じて2Bのウキに交換し、潮受けも追加する。

ウキ下は竿1本位とし、馴染むとゆっくり沈み始めるように調節する。なぜかここからサイズアップ。 

仕掛けや棚の違いというより、潮の変化によるサイズアップだろう。

納竿

良型が食いだしたが時間切れにて、しゅーりょー。 

残念ながら私は40upを手にする事は出来なかった。

S君は2枚釣っていると言うのに、まぁ〜クヤシ。数は20枚位は釣ったが数じゃない、やっぱ型やねん、やっぱ型やねん。 

往路の車中で流れていた関西系ヒット曲が頭にこびり付いていた。やっぱ型やね〜ん♪


久しぶりの米水津を楽しむ事が出来ました。 

いろいろ考えながら答えを見つける釣りは本当に楽しいですね。

そろそろ寒グレの渋い釣りに変わってくると思いますが、一発じっくり狙うのもいいんじゃないでしょうか。 

米水津・小浦港 長伸丸
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