磯の童子

2015 磯釣行記
平成27年3月21日

No.5 運はあるのかも

週末は凪の予報である。海で新鮮なオカズを確保したい。

のんちゃん丸の釣果情報を見るとチヌ狙いには早い感じである。

まあ凪だから何かしらオカズは釣れるのではないだろうか。行ったろ。


隣の瀬  

さて今日はどこへ連れて行ってくれるのだろう。

乗る瀬は常に船長任せである。

次々に下ろして行くのは各島の波止である。どの波止も釣果が磯に劣る事はないので希望者は多いようだ。

私が呼ばれたのは大島西部の磯だった。数年前に来た時は、左流れが良かった記憶がある

足裏

左にいい潮が流れていたが、釣れるのフグばかりである。

右流れに変わると餌が取られなくなり、徐々にウキ下を深くする。

時々、餌を取られ始めたと思ったら、ウキを深く引き込むアタリが出た。

食ったのは足裏サイズのクロであった。 

次は手の平に足らないサイズ。 

超ド級アイナメ

食う棚を探して今度は浅くしていくと、鮮明なアタリが来た。 

結構な重量感だが、なんだこのヒキは?
只々、その場でクネクネしている様な動きを感じる。

逃げるのをあきらめたブダイの動きに似ている。 

わぁおっ、超ド級アイナメ、見た事ないサイズだ。
おかず確保成功。

大島北東部

右流れでクロが食ったものだから瀬替わりを迷っていたが、ワンドにラインを取られ出して決意する。

沖の方の島まで行っているので、断られるかもと思いながら替わりたいゆえ伝えると来て頂けました。 や、申し訳ない。

で、替わって来たのは大島北東部の磯で、この辺りは西部の足元からどん深から、 最北を境に一転して掛け上がり形状の磯に変わる。

チヌ、クロ位食うんじゃなかろうか。クロの唐揚げも良かろう。

こんな所

予想に反して活性がない。潮は全然動かない。餌も取られない。撒き餌が効くまでの辛抱か。

で、食い始めたら、ベラ、フグ、フグ、フグ、コッパグロ。

参った。納竿は2時、時計は1時半を回っている。
もう最後の1投にしよう。

チヌ狙いに切り替えていた。駆け上がりの急激に浅くなる根をかすめる、根掛かり覚悟のラインを流す。

お、チヌが食ったよ。ラッキー!

しゅーりょー

しゅーりょー。 

やっと40cmを越えた位の小さな1匹ですが、最後の1投で釣れてしまった。

私、モッテマス。 


潮の動きが悪く、きびしい一日でした。

しかし、何とかオカズ作りに成功しました。

アイナメは昔、関門でもたまに釣れていて、美味かった記憶があるのですが、今回のアイナメは食えた物じゃありませんでした。  一旦、刺身に作った後、三切れは我慢して食いましたが、残りは焼いてもらいました。

腹の皮がたるんでいたので、産卵直後で味が落ちていたのかも知れません。

港ではアイナメは美味いよ、と胸を張って言いましたが訂正します。とっても不味いですわ。

萩沖瀬渡し  のんちゃん丸(野村篤巳船長)
連絡先(船長の携帯)080-1900-7614

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