磯の童子

2005 磯上物釣行記-前半戦

2005年6月にサイトオープン。
この程度の釣行記で済ますつもりだったんですけど・・・。

釣り座 ボーズは逃れた
10月15日 山口県 蓋井島 ○の鼻
船:春日丸  写真は釣り座(上)、釣果ヤズ40cm(写真下)。

秋グレの噂がぼつぼつ聞かれ始めていた。なんと四ヶ月ぶりの上物釣りである。
同行はg君、KT君。尾長が釣れ、三人が竿出し出来そうな場所を確保できるのだろうか?

港を出ると予想以上のうねりと風、上がれる瀬は限られて来そうだ。
島北側はやはり波は高く、大威瀬に六人降ろした後、○の鼻に三人で上礁。
荷揚げの際、波しぶきを被って全身びしょ濡れである。
先端部の本命ポイントには出られず全員南西向きに釣り座を取った。

餌取りのスズメダイは何故か撒き餌を食い尽くすと沖で浮いて手前には寄って来ない。大物がいるのかも知れないと期待しているのだが食って来るのはバリ(アイゴ)、手の平クロである。

そして、激しく左右に走りまくって上がって来たのは40cm程のヤズだった。おかずは確保できたので一安心。後は夕マズメの尾長タイムに期待を賭けての釣りだが、活発に動き出したスズメダイ、ボラ、木っ端グロに翻弄される。 餌取りを突破してもバリ、バリ、バリ。夕マズメになってもバリ、バリ、バリで終わってしまった。

ウキが見えなくなる時間帯にTK君が強烈な走りでバラシ。僕は大きさを感じる前に瀬ズレでバラシ。 これは尾長だったのか?尾長と思いたい!
これから12月までがクロシーズン本番。次回に期待しよう。

クロものたらん
6月4日 大分県南 米水津 白浜→石の下
船:長伸丸  写真は白浜での釣果、35cmに満たない。

グレのハシリを狙って釣行を企てる、今回は北九州のY氏に同行をお願いした。
小浦港の河岸は混雑していた。予想以上の人出だ、いい瀬に上がれれば良いのだが。キナルに一組降ろすと船首を鶴見半島に向けた。我々は白浜に上るが本命の表の釣り座は波が打ち寄せていた。

表は収まってからやることにして、二人してワンド奥の安全な場所で竿を出すが、足元の瀬からチラチラとクロが出てくるのだが、風とサラシで仕掛けを落ち着かせる事が出来ず釣れない。10時前ようやく表の釣り座に移動した。時折、大うねりで飛沫を浴びながらの釣りだ。右へ良い潮が流れ仕掛けが落ち着く時間帯のみ、クロが餌を咥えてくれた。3枚釣った所で強風に耐えかねて瀬替り。

石の下に替わると完全な風裏となり、汗が噴出す。Y氏がシマアジとクロを追加したが、僕は不手際で1バラシ。ハリスのチェックはコマ目に。

今はムラが激しいらしい、梅雨グレ突入直前か。

大威瀬
5月28日 山口県 蓋井島 泉水鼻
船:春日丸  写真は蓋井島の超人気瀬 大威瀬(泉水鼻より撮影)

そろそろ蓋井でもクロの声が聞かれ始めていた。半夜便(9:30〜日没)を利用して行く事に。
駐車場に着くと見慣れた車が。朝の便で行っているらしいS君にmailを送ると、今、泉水に上がっていて隣が空いているとのこと。船に乗り込み、船長に泉水上礁をお願いすると快く了解してくれた。狭い足場だが、結構好きな釣り座だ。S君に状況を聞くと朝一は別の瀬にいて、瀬替りで来たらしい、30弱が1枚との事。

型は望めないと判断して、ハリス1.2号でスタート。沖目を半遊動で流すと一本少々でボツボツ、アタリが有り順調に数を延ばす。型はやはり30弱、夕まづめに期待したいが2時過ぎ一気に時化始めた。安全な瀬に替わり、同型一枚追加しただけだった。計足裏から30弱9枚。この時期なら上出来だろう。

横島1番
5月2日 大分県南 米水津 横島一番
船:長伸丸  写真は横島一番 船着(一番の高場より撮影)

Netをどう捜しても、ひとつもいい情報も見つけられなかった。しかし、名礁横島一番(当番瀬)とあって同行者は11人、前後半に分けての上礁となった。僕は希望とは逆の前半、うねりは収まっていないだろう。キビシイぞ。

足場の良い船着場は身障者(と自ら言っていた)に譲り、右の低い釣り座へ。先端へは出られず、安全な場所で竿を出す。

竿出しから二時間後、ようやくクロらしいアタリ。一気に足元に走る、先端に出られないので一か八かテンションを緩めて竿先で出方を伺う。が既に瀬擦れで帰られていた。強引に寄せた方が良かったのか。

この日は全員で足裏一枚と予想通りの結末だった。

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