渓の童子

2016 渓流釣行記

平成28年4月16日 放浪

小物狙いへ

未明、地震速報メールに起こされた。
その後、寝たり覚めたりで睡眠不足のまま大物ポイントへ出発したのだった。

道中もラジオから刻々と入る地震情報と被害情報。なんか後ろめたい。


現地到着は7時だった。

近くの温度計は2℃を示していた。

何気なくナップサックに入れたダウンジャケットを着込み、赤いマフラーを巻いた。

先々週と同じポイント。
浅い、水位が大幅に下がっている。

下流に行きたいが先行者がいるので、大移動を決める。

今日は釣り人が多い。

先週のポイント前の駐車スペースには一台の車が止まっていた。 

少し離れた所を拠点に11時過ぎまで頑張ったがバイトすらなく退却を決める。

チビのチェイス数回のみであった。悲しい。

本流下流部に行くつもりだったが途中の渓流で竿出し。

チビしかいないようだ。 

お魚の数は多いんだけどなあ。

ゴギもやっとくか。

道付で楽だがあまり人が入らないな所。 
荒れた林道をいける所まで登った。

活性は高い。岩陰からすっ飛んで来て、ルアーを咥えようとするが失敗ばかりだ。

そのままユラユラと動かし続けていたら何度もアタックし、その内、食ってくれるのである。

この沢のゴギは特徴的である。

深紅の腹と真っ白な腹鰭尻鰭の縁取りが眩しい。 

数は多いが小型ばかり。

最大もで20cm位だろう。

残念な事に全てのお魚に横川吸虫らしい小さな黒いブツブツがあった。

そろそろ雲行きが怪しくなった。

降り出す前に帰ろう。 

 

免罪符と言うわけではないが、今日は一日、ロアッソ熊本のタオルマフラーを巻いて釣りをしていた。

がんばれ熊本!がんばれ九州!


大物ポイントではチビのバイト、チェイスが2度あっただけでした。 

お魚が少ないのか、条件が悪いのか・・・。そろそろ本流ヤマメかなあ。

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