磯の童子 |
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2007 磯上物釣行記 | ||
平成19年1月2日
NO1. 初釣り釣行 うふふっ??「正月2日のサズリ取ったけぇ。師匠もメンバーに入ってます。」とGO君からメール。
しかし、あっさり許可は出た。日頃のサービスはこまめにやってるもんね。
で当日を迎えたが、雨だ〜。
サズリに着くと前日から乗礁していた「濡れ鼠くん」二名がのそのそと起き出し、朝便組3名も無事渡礁を終えた。
まだ明るくなるまで2時間以上あるので、私は岩に腰掛けて休憩に入るが、GO君は(b)で夜釣りを、
Y君は(e)のワンド向きでエギングを始め、ナイター組は横になって休んでいる。
![]() ※釣り場の説明を少々。 後ろ側は高い崖となっているので北向きの風に強く、足場も高いので時化にも強い釣り場である。 しかし(e)だけは、風を隔てる物が無いので背中に風を受けながらの釣りとなる。 本命は左流れの上げ潮で(d)や(e)にぶつかって出来る潮目やその引かれ潮を狙う事になる。 当日は北から北西のやや強い風、大潮で満潮は6:00となっている。 ![]() で、(e)のワンド向きでエギングロッドを振るが北風が強く、小さなアタリは取れない。 ちょっと、重くなったので上げて見るとチビアオリが着いていた。 胴長15センチって所だろうか。 その後、ワンドから出て行く潮が強くなり釣り辛くなったので切り上げた。 キャップランプが不要になるまで、朝食のパンをパクつきながらGO君の釣りを眺め、時を待つ。 皆さん、それぞれ釣り座を決めたようなので、私も空いた釣り座に移動を開始する。
(e)に行くには2M程の段差を越えて行かなければならない。 それに(d)の釣り師が見えるだけで、お話も出来ない釣り座なのだ。 孤独を愛する大人向けの釣り座も言えるだろう。わし(童子なのに)にピッタ〜リぢゃ。 釣り座はバッカンを置くと人ひとり立つのがやっとで、馬の背の乗ったような状態となる。 突風が吹くと恐怖の釣り座なのだが、暗い内に吹いていた風は弱まり釣り易い。 さて潮はどんなんかな〜。
![]() 数投後にまず30cm弱のクロが食った。 チビの日かな? なんて思っていたが、次に釣れたのは40cm近いサイズで右の沈みに向かってグングン突っ込まれチョイ冷汗。 こりゃ、いっぱい釣れそうぢゃけ、クーラーを取り行こ。にょほほ♪ その後もぽつぽつと数を伸ばし、42cmも釣れた。 潮がワンドに入り始めた所で小休止。 雨に濡れ、風に当たっていると冷えて気持ちも萎えてしまったが、 荷物置き場まで戻ると風も当たらず、みんなと談笑している内に活力が蘇る。 釣り座に戻ると潮が緩んでいたので軽い仕掛けに変更、000号の完全フカセとしたが、 なぜか仕掛けの入りが悪くガン玉6号を追加して、パタパタと数枚釣るとピタリと当たりが止まった。 遥か右沖に下げ潮と上げ潮がぶつかり潮目が出来ている。あれが近付いた時がチャンスだろう。 ![]() 目前に潮目が来ると真っ直ぐに出て行く潮に変わるが、風は北西に変わり右手から吹いてくる。 ウキから下の仕掛けがうまくコントロール出来ていないと見て、ガン玉Bを2ヶ追加して完全に沈め、張り張りで流す。 で、食ったのはコレ。深く入れ過ぎたか。 深さと距離(早さ)を張りでコントロールしながら、流していると「コツッ」。 が、それ以上引き込まず竿先が中途半端に曲がった状態で止まっている。 ![]() ええ〜い、あわせちゃれ。グィ〜ン。
お魚が見えてから一苦労、いったんワンド側まで回られ、また沖側に戻って海面に横たわった、
しかし、私はお魚を追いかけワンド側の尖がった岩の上に行ったはいいがで身動きが取れず、
そこから玉網を伸ばし御用となった。
![]() 上げ潮が強くなると目の前に湧昇流が出来、仕掛けを張れなくなった。 湧昇流に道糸を取られると沈めた仕掛けは浮いてくる。
張らずに流していると底でこんなのが食っていた。
チョイ追加、バラシもありつつ・・・しゅーりょー 知らぬ間に結構釣っていた。ひとりではクーラーを抱えて段差を越えられず手伝って貰う。GO君サンキュ。 ※今回はオナガも出るポイントなので、ハリスは1.7号から落とさず、ハリはクロ・マルチを使っていました。
あ、そうそう、釣果は44cm頭に15枚+イサキ1と良いスタートを切れました。勢いに乗って行きまっせー! 使用渡船 米水津・小浦港 長伸丸 0972-35-6735 |
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