磯の童子

2007 磯上物釣行記
平成19年1月27日

NO4.壁に阻まれ、・・・(泣)

すべてGO君おまかせコースにて、O君を加えた三人で釣行。
事前の情報収集によれば米水津の食いは落ち、一部の瀬を除いて釣れていないようだ。

『一枚でも釣れれば、御の字だろ』とハードルを思いっきり下げた。

で。

結果。

そのハードルでさえ越えられなかった。・・・・なんでだよーーーっ!!!


GO君の希望は『トリノス』であった。おまかせコースである。口は挟まない。

が思った。んんん〜〜〜。『キタマクラの巣』ぢゃ無ければよいが・・・。

『キナル』に一組を降ろし、半島方向へ走る。

一足遅れで他船に狙いの瀬は取られ、我々は隣の『トリノスの壁』へ乗礁した。

※某ブログに『オガライトの点け方』なる記事があった。

当日は暖かい日であったが、是非とも易しい点火方法を身に着けて置きたい。
って事で、同行者二人の焚き火は要らんの言葉は無視して火をおこした。

過去の失敗は「何だったんだー!」って程、簡単に火がつくではないか。

これが今日一番の収穫である。しかし、火に当たる者など誰も居ない。・・・わしでさえ。

で、実釣。あまり書くことが無い。

夜明けまでエギングをした。なぜか蛸が釣れた。

イカの大物がいたが、掛りが浅くバラシた。・・・ドラグを鳴らすと去ってイカれた。

夜明けからクロを狙い、一番左の『トリノス』寄りに釣り座を構えたが、どこへ投げても餌を取られる。

小さなキタマクラにハリをピカピカに磨いて貰った。奴らの壁は突破出来なかった。

瀬の呼び名は『キタマクラの壁』に決めよう。

潮が動けばクロも動くかもと、期待してみたが下げ潮になると餌も取られなくなった。

これは米水津でよくある事で、下げ潮の水温が低い事が原因らしい。

って訳で打開策を見つけられず、タオルをなげた。しゅーりょー

GO君、15分のやり取り

鶴御半島の夜明け。

右先端が『カツアジロの鼻』。

手前の二人がいる所が『トリノス』

『トリノス』は何度か玉網入れをしていた。


あまりにさびしいので、GO君の活躍を少し・・・。

一番奥の釣り座に入ったGO君は私の位置からは全く見えない。

キタマクラが少ないのか、餌はあまり取られなかったらしい。早々にクロ36cmを確保していた。

昼前、船着きのO君が右を指差しながら何か言っている。こりゃ、GO君が何か掛けたな。

GO君、15分のやり取り

「写真を撮るけ、ゆっくりやれよー。」と声を掛けながら近付く。

竿の曲がりから大物だと分かるが、あまり見た事が無い動きをしている。

クロではないのは間違いはないが、なんだー?

デジカメを構え、近付きながら数枚押えて彼の後ろまで来たが、まだ浮く気配は無い。

ようやくウキが見え魚体が水面下で横切った。

「白かったどー?」「なんじゃろか?」

コロダイ:64cm

そして、ついに海面に横たわった。

コショウダイ?いや、コロダイぢゃー!

私が玉網に収めてから玉網の柄を渡し、彼の竿を受け取った。 折角の大物、玉網を揚げる重量感も味合わなきゃ勿体無い。

「うわーっ、すげっ!初めて見たわ、わし!」
「ハシカの鯛ぢゃ」「変な口〜〜」と珍しいお魚に感想もいろいろである。

港に帰って正確に採寸すると64cm。

ハリス1.7号と言うから、見事である。

※当日は釣れている所も何ヶ所かありましたが、そのパターンは見当たらず、瀬ムラとしか言いようがありません。
また、近いうちに運試しに行ってきます。悪い事は続かないと信じてます。

使用渡船 米水津・小浦港 長伸丸 0972-35-6735

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