磯の童子

2007 磯上物釣行記
平成19年2月3日

NO5.この冬一番の寒さ、それでも行く!

出発の日の夕方まで関門橋は雪の為、通行止めだった。
しかし、夜になり通行止は解除され、土曜日は晴天、風も大した事は無さそう。
よっしゃー!出発ぢゃ!!

高速道路の路肩には雪が山になっている。道中、積雪が無ければ良いが・・・。

と心配したが小倉以南は全く降雪は無かったようで快適に走行出来た。

ところが・・・、中の谷トンネル前の温度計は、、、ナーーーーント!

マ・イ・ナ・ス・5℃だとーーー!?

夜明けまで耐えられるのか???


さて、長伸丸はどこへ向かうのか。

2杯の船は黒島方面に走り、1杯は地磯に入っていった。

長伸丸は観音崎の水道を過ぎてもスロットルは緩めない、また、半島周りに行くようだ。

先行の船は白浜付近に着けている。まさか、うちら、先週に続き『トリノス』?

まず、『カイドクの奥』に一組降ろし、「童子さん、中でええな?」、OKマークを出した。

実は『カイドクの中』はあまり好きな瀬ではないが、この周辺に3杯の船が集結している。
多分この付近は好調なのだろうとの判断だった。

渡礁を終え荷物をまとめてから、オガライトに火を点ける。

先週の予習が利いて、実に簡単に気持ち良く火が熾る。

さて、いつもの様にエギングの開始である。

仕掛けを作り終えた頃、早々とS君が1杯釣っている。

こりゃ、イケそうぢゃ!などと思っていたが、以降全くアタリ無くあきらめて横になった。

風が無いので、気温の低さをそれ程感じない。朝の戦略を立てながら目を閉じた。

綺麗な朝焼けだった

鶴御半島の夜明け。

美しい日の出だった。

それにしても餌はまったく取られない。

ここにはキタマクラは居ない様だ。クロも?

隣の『カイドクの鼻(当番瀬)』では時々竿を曲げている。

少し潮が入れば、こちらも釣れる筈なのだが・・・。

クロ30cmちょい

流れが右に変わり、クロが見えた。

棚は一本弱か。

撒き餌と完全に一致しないと刺し餌も取らない。

ハリスが馴染むとゆっくり沈み始める仕掛けを選択。

沈んだ浮きの微妙な変化を見逃すと餌を取られる。

型は全て30位。3枚釣った所でクロは見えなくなった。

ミニイサキ:20cm(こんなちいちゃいの初めて)

深く探る以外に手は無くなった。

コツンと来て、上げると豆イサキ。

米水津でこんなちっちゃいのは始めて見た。

その後、餌を取られない時間が数時間。

昼食後、一瞬クロが浮き、一尾を追加したが、また餌を取られなくなった。

そして・・・そのまま・・・しゅーりょー

水温は16℃で安定しているらしい、まだ食ってもおかしくない範囲内、急な冷え込みが影響したのかも知れない。

使用渡船 米水津・小浦港 長伸丸 0972-35-6735

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