磯の童子 |
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2008 磯上物釣行記 | ||
平成20年6月21日
今週も萩沖で尾長狙い先週の尾長クロに気を良くして、再び、萩に車を走らせる。 雨の予報にも負けず集まったのはGO君とのんべS氏だった。
4時出港ののんちゃん丸で乗礁したのはこんな細長〜い瀬である。 乗礁して一歩奥まで進めばそこは海である。暗い時の渡礁では落水に注意したい。 ここでは早朝、S氏に鱸、GO君にチヌが来たもののオナガは不発であった。
次の瀬はこんな所。この頃から雨が本降りとなる。 独立した端がひとり一つずつ与えられた。 S氏のいる真ん中の釣座を中心に深くなったワンドで手前の私の釣座から左は浅く、奥のGO君の所から右は藻が立っている。 船の上での他所の情報によって、目標は足裏以上の地グロに修正されていた。
こんなサイズが入れ喰い状態、20cm〜25cmでオカズに大きいのを選って少々キープした。 小さくてもクロはクロ。潮によっては喰いが落ちるし、流れにより三ヶ所の釣座の釣れ方が違うのがおもしろかった。 何センチから足の裏サイズと呼ぶかは知らないが、私の感覚では三者とも、そのサイズに相当するクロは釣れなかったと思われる。
一応、オナガである。 このサイズは地グロの群れと一緒に行動している場合があるが、20cmを越えると全く違う棚で釣れる事が多い。 手の平サイズの群れを避けて、仕掛けを深く落とした時に今度はオナガの手の平サイズが食って来ることが良くある。 尾長グロの棚は口太グロより浅いと釣りの入門書では教えている様だが、地元の釣り場では逆に深いと感じている。 教科書を鵜呑みにしてはいけないと思う事もかなり多い。 釣り関係の本を全く読まなくなったのは、変な固定観念を植付けられたくないと言う理由からだ。 島のいたるところにオレンジ色の花が咲いていた。 岩場を登って何の花か確めに行ったが、意外に遠く険しく途中で断念。
さて、これから徐々に夏の磯の変わって行ってしまうのでしょうか。 次週は休んで、来月から私の磯釣りは底物釣りに変化していく予定です。(初回は米水津で両刀の予定) ホームページ |
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