磯の童子

2008 磯上物釣行記
平成20年11月1日

秋の陣は米水津から

さてさて、底物もいいのだが、そろそろ本分である上物に切り替えの季節なのである。

GO君にお任せコースで米水津へGOなのだ。

今回はおっちゃん7人組で、のんびり出撃らしい。
当番瀬でもないのに5時出港で上がるトコあるんかいのぉ。

早めに着いて寝るってんだけど、待合室に7人は無理がある。
くしくも若い方(私も入っとる)から3人までが車で寝る事となった。

が!

GO君は寝て”も”うるさいのだよ。
やれやれ、眠れやしねぇー。締めたろか!


5時出港の長伸丸は我々7人と他3人を乗せて、のんびり進む。

一人を横島に下ろすと半島方向に舵を取った。
あれ?そう言えば当番瀬の人はどこにいる?

はて、空いていたのか、キャンセルになったのか、我々グループがその半島周りの当番瀬に上がる事になったらしい。
私はGO君と共に最後に降りる事にしていたので、5人を当番瀬の表裏に下ろした後、 何故か空いていた調子がいい時には真っ先に埋まるであろう隣の瀬に乗礁となった。

なんとなく瀬の名を伏せてはいるがバレバレですな。

一匹目35cmに足らない

朝一の仕掛けは尾長に備えて、2号ハリスに『あわせ尾長』を結んでみた。0号ウキに-G6のハリスウキを付けた全遊動とした。

んで、撒き餌を入れると出るわ出るわ。
まずハコフグ8箱、それから黄金雀いっぱい、北枕少々、かわはぎ少々、珍客ヒメジ二匹。

まあ、鈍足の餌取りなのでクロの活性さえあれば楽勝の予感である。で、沖目、棚1本で一匹目。

日の出直前

上げ潮の筈だが潮はフラフラと右へ左へ、心許ない潮行きであった。

しばらくすると”まだ夏だったのね”的、餌取り軍団が現れた。コッパグロである。

手強い餌取りだ。足元に引き付けても、沖に入れる撒き餌を最小限にとどめないとヤツラの餌食となる。

言っちゃ悪いがブスだね

下げ潮になっても状況は変わらず、活発にコッパが動き回る。

撒き餌を大きく外すして餌取りを交わすとキタマクラにかじられる。

久しぶりに竿を曲げてくれたのはブダイ。


観音崎〜横島


本命登場

お昼すぎ。
浮いてくるクロが大きくなった。

チビの群れと30超えの群れとが混ざる事無く撒き餌に群がる。

つまり、小型ばかりが集まったり、中型ばかりが集まったり、 といった状況で、うまくタイミングを計らないと(小型が集まる事が圧倒的に多いので)小型の群れに仕掛けを入れる事になる。

しかし、大きめのクロ群れの中に付け餌が入っても餌が残るのだ。

如何に自然に流せるかがキーとなる。

付け餌の落ちるスピードと流れるコースをコントロールしても、ハリスを落さねば食わない。

1.2号でポツポツと拾って30超を5枚をキープするのがやっとであった。あ〜、ハリもちっちゃくね。

下げ潮が緩む時間(正確には下げ潮の影響を受けた枝潮と言うべきか)になると、 一切のお魚の姿が見えなくなった。ここでは良くある光景である。 こうなると手も足も出ず、唯々、潮が変わるのを待つのみだが、 上げ潮が入り始めても状況は変わる事無く納竿時間まで、生命反応は途絶えたまま戻る事はなかった。

しゅーりょー


どうも半島はいまひとつだった様です。
我々の周辺に乗礁した人は、1枚2枚釣ったという方がほとんどでした。

ナイターで乗礁してきた方によれば、沖黒は満杯で仕方なく半島に来たそうです。
釣れているのは沖黒なのかな?

船長によれば横島先端の当番瀬はクーラー満タンに出来る状況だそうです。
地磯も結構楽しめる程度には釣れているとの事。

半島も爆発直前ではないでしょうか!

米水津・小浦港 長伸丸 0972-35-6735

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