磯の童子 |
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2008 磯上物釣行記 | ||
平成20年12月13日
半島絶好調・・・ってほんと!?いつもにも増して綿密に情報を集めた。
一番好調とされるのは半島方面。んで、我々の行く所はその半島の当番瀬である。
まあ、無理やり不安要素を挙げれば、大潮によくある不規則な潮流だろう。 しかし、私の心配事は回収時の重過ぎるであろうクーラーによる、ぎっくり腰であった。 4時出港の長伸丸で米水津の外れまでゆっくり航行したが、どの磯もキャップランプが点っている。 この時期、通常の釣行では良い瀬を確保するのは難しいであろう。当番瀬でよかったよ。
底物1名を含む6名で上礁。 荷物置き場に戻ると船着場付近に座り込んで電気ウキを流す、おっちゃん二人。左端のM氏がなんと目測45cmのクロを釣っていた。
さて、早速フカセ釣りを・・・と、その前に夜明けのコーヒーね。慌ててもウキは見えんし。
ゆっくりと撒餌を準備してから仕掛けを作る。
実は気付いていた。暗い内は上げ潮の時間にも拘らず餌木は西へ西へと流されていた。
撒餌を入れるとハコフグが見える、と言うか、ハコフグしか見えない。・・・って事は水温下がったん?
深く入るように仕掛けに手を加える。遊動で深く、沈めで深く、重い仕掛けで深く、くり出す浅知恵が功を奏す事は無かった。
ウスバがチラチラと見え隠れし始めていた。近付いて来た下げ潮の潮目に撒餌を入れると「おっ?」。
刻々と流れを変える下げ潮に沈ませながら、右鼻先のオーバーハングの下に仕掛けを潜らせて行くと、ラインが走りイサキ。 こいつを狙うしかない雰囲気。
ようやく下げ潮が緩み右斜め沖で上げ潮とぶつかる、このうえない好条件。 ラインがシュンと走り、イサキ40超。 この直前には、オーバーハングに強引に突っ込まれバラしていた。あれはサンノジか尾長、うまくやれば捕れるお魚だった。
地合いに焦ってピンボケ悲し。 やっと本命の上げ潮が入り始めた。 左やや沖に流れ、二本近く沈めた仕掛けがグイッと引っ張られた。よいしょと竿を立てて寄せに掛かると、右隣のH君もアワセを入れた。
あ〜ん、そんなに巻いたらヒキが半減やないっすか。 干潮で玉網入れに苦労したが、45cm枠超えの胴長君であった。 納竿間際、イサキを一匹追加して・・・。 しゅーりょー。
船に乗り込んだ頃には大雨。
帰港して、 Mさん、、、ナンかスンマセン。 結局、我々の瀬では上物組5人(内、一人ボだっけ?)でクロは6,7枚(内、尾長1含みの40超3枚)とイサキ3匹でした。
あ、忘れとった。唯一の尾長は『自称身障者S殿』が釣った42cmでした。 ナンだったんでしょう、今回のこの貧果。 うんにゃ、やっぱ下手だ!糞だ! リベンジじゃー。って、いつも言ってな〜い、わし??? 米水津・小浦港 長伸丸 0972-35-6735 |
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