磯の童子

2009 磯上物釣行記
平成21年1月24日

この冬一番の寒気団と共に(?)米水津へ

米水津での初釣りから数日後、net友の磯親父氏から横島4番へのお誘いを頂いた。
他グループの釣りや他渡船の仕事ぶりに興味があるので即答でお供をお願いしたのだった。

天気予報は雪混じりで荒れると言っているが大分県南は晴れマークが出ている。
予想最低気温は-2℃、風は北西8m前後の強風との事。
普通の釣り人なら二の足を踏む天気であるが、我らアンポンタングループは誰一人欠けることはなかった。

吹雪の北九州でKING氏、磯親父氏と合流後、南へ走る。
後部座席でお二人の楽しい(または意味不明の)会話を聞きながらの道中は短く感じられた。
中々の名コンビのようだ。

第2便のえびす丸には小浦で合流したキザクラO氏を含めた我々グループ4人のみである。
やはり、この天気で中止した”普通の釣り人”が多かったのだろう。

無事4番への荷揚げを終えたが頂上は北西の強風が吹き付け、とてもじゃ無いが耐えられない。
風裏で小さくなって、じっと夜明けを待った。

東の空が白みはじめて準備を始める。
磯親父氏は一番東側、KING氏は中央の割れ付近で早々と竿を振っている。
キザクラO氏は強風が当る先端で、私は船着場横の少しでも風をしのげる壁中段の釣座に入る。

さーて、今日はどうぢゃろかいなぁ〜。ふふん♪ふんふんふ〜ん♪


天気晴朗なれど

晴天である。

北西から西の風波でウサギが跳んでいる。

好調の当番瀬だとしても、最低限、風に負けない仕掛けが必要であろう。

一匹目

まずは00号ウキだけのシンプルな仕掛けで沈め釣り。

1枚目2枚目まではそう時間は掛からなかったが、何故か、しばらく沈黙。

回り込む風が強くなり、仕掛けのナジミが悪いと判断してハリスウキ-G6を追加する。

最初にウキを置く場所を間違えると風と表層流の影響を大きく受け撒餌の層を外してしまうので投入点に気を使う。

先端のキザクラ全層O氏

背中からとは言え、強風に耐えながら先端部で竿を出すキザクラO氏。

この風の中での全層仕掛けは不利と思えたが、 ウキから下の仕掛けを工夫し上手く入れ、かなりの枚数上げたようだ。

先端の潮目には何度か浮きグレの群れが流れて来たそうだ。 まだ撒餌に反応する個体も居るようなので、もう少しは喰い続く気配である。(と勝手な推測をしてみた)

oh、割れ目の中の俺のウキ

仕掛けチェンジに風裏に入って竿を下ろすとウキがコロコロ割れ目に落ちて奥で引っ掛かった。

ハリスと道糸を持って、引いたり緩めたりしていると道糸がプツン。えっ、まじ〜?

割れ目に手を差し込むとウキは指先に触れ、奥へ奥へ。道具箱にピンセットを加えよう。

クロ越しに見るKING氏

お腹パンパンですな。

クロ越しに見るKING氏である。

どぅ。ええ、ぢゃろ。

磯親父氏、竿を曲げる

竿を曲げる磯親父氏。

流し難い釣座に思えたが、沈めて深場を攻め、良型を揃えていた。

最大45cmと見たが、どうだろう。

私とO氏のいる先端側は型はやや小ぶりで30〜35cmが中心といった感じであった。

お魚は浮いて来たり沈んだりで、状況を見ながら仕掛けに手を加えなければならなかった。

ポツポツと釣れるのだが、私の体力的な問題で一匹釣っては少し休憩と効率が非常に悪い。
神経痛の右手は痺れ、時々、手を振って血行を促進してやらくてはならぬポンコツに手こずった。

午後の上げ潮が入り出した2時前には少し型が良くなり連発するも時間切れ。

本日の釣り、あっと言う間に・・・しゅーりょー

磯親父氏越しの2番裏の釣り師

回収を待つ間の風景。

磯親父氏越しに見える2番は普通釣らない沈み瀬だらけのポイントで釣っておられる。

3番は上げ潮が走り出したのか入れ食い状態であった。


最大40cm

ザクッと採寸で40cmup1枚のみと型に不満はあるが、オカズにゃ十分でござる。わしゃ満足ぢゃ♪


磯親父殿、KING殿
今回はお誘いありがとうございます。
たいへん楽しい釣行になりました。

車の運転、お二人に任せっきりですみませんでした。

一つ白状しますと、帰りの車中での事
いかにもいい音が出そうな磯親父殿の後頭をペチペチ叩いてみたい衝動を覚えた事をお許し下さい。(???)

米水津・小浦港 えびす丸

翌日、こちらの方々も4番に行かれたようだ。

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