磯の童子

2009 磯上物釣行記
平成21年12月26日

明日という日があるわ

本年最後の釣りになるかも知れない今回が10回目の上物釣りであった。

たったの10回。ど〜りで。
道理で下手になる筈だ。

副題は『ヘタに釣れるお魚は居ない』となる。


北西の強風が吹く

予想をはるかに超える強風であった。

風裏の三番との水道側に荷物を降し夜明けを待つ。

ウキが見え始めて竿を出すが、全く生命反応がない。もう少しで上げ潮が入り出すので慌てる事はないだろう。

この時、まだ余裕はあった

爆釣情報だらけである。
高活性なら棚は浅いし尾長もいるから浅めと決めていた。コレが間違いの始まりだった。
私は頑固である。コレも良くない。

二番はコンスタントに一日中釣れ続けていた。

やっと一枚

三番も釣れ始めたので上げ潮が動き始めたようだが、こちらは相変わらず反応なし。

最初に釣ったのは先端のGO君。浅棚でのヒットである。

左のS氏にも釣れるが、私は沈黙し続けて最初のヒットはナント11時であった。

何度か仕掛け変更をしたが、風の影響を考えてどれも沈めのパターンである。

瀬際は外道の宝庫

最初のクロは深めの棚であった。ならば深く入れようと、ようやく志向をチェンジ。

ところが食ってくるのはチャリコばかり。

ならばと、瀬際狙いに変えると、シラコダイ、バリ、バリ、サンノジ。もうダメ俺。

おっとクロも食った。今からか〜?

やっと40超

しかし、下げ潮が動き始めると餌は残り続ける。

瀬際に食い気のないクロがちらちらと見え隠れ。

納竿1時間前、しつこくキワを流していると40超がマグレアタリ。お〜、カミサマ

しゅーりょー

えびす丸と横島三番

三番は真ん中から右で良く釣れていたようです。

二番さんは良く釣ってます。

こうして見ると潮行きがイマイチだったとは言え、四番の釣り人の腕がなってないのがよ〜く分かります。


ダイヤモンドヘッド

美しい夕暮れであるが今日はなんだか悲しい。

凹んだ気分を払拭する手はないかと思って浮かんだのが、なぜか『風と共に去りぬ』の最後のせりふ。 すべてを失った主人公がエラク前向きな口調で言う、「明日という日があるわ。」"Tomorrow is another day!"

「次は頑張ります。」


米水津・小浦港 長伸丸(渡辺船長) 0972-35-6735

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