磯の童子

2010 磯上物釣行記
平成22年1月11日

蓋井島、神棚でスタート

しまったー!
神棚なのにお神酒とお参りを忘れていた。

さて今日の釣り、天は味方したのだろうか、それとも天罰が下ったのか・・・。


釣座

本日の春日丸4時便は10人ほどと少なく、フカセオンリーは何と私だけであった。好きな所に乗礁可能である。

強烈な西風が吹いているので、風裏となりそうでいて大物も期待できそうな北東部の磯『神棚』を選択。

朝マズメは太仕掛けで臨んだが、一切のアタリなしであった。

右側の磯

餌取りはフグなのか、ハリの塗装は剥がされる。
アタリは出ないし、ハリスまで噛む事もないという状況では何とも判断しにくい。

8時を過ぎた頃、タックルごと変更して細仕掛けとする。

1.5号5.3Mから1.2号5.0Mの竿に持ち替えると、ま〜あ軽い事。

と言っても、お魚さんは私の竿など気にしてはいないだろう。

本年初のお魚

細仕掛けの効果か1本半程入れた仕掛けがジワリと引き込まれた。
エラク軽いと思えばスズメダイである。

これが今年最初のお魚であった。

その後、スズメダイとコモンフグを交互に二匹ずつ釣って、
しゅーりょー


実は終了1時間前にドラマはあった。

風は緩み、流れは変わり、潮の色が変わっている。
何となく前兆はあったのだ。

モヤっと沈んだウキに半信半疑のアワセ。強烈に真下に突っ込まれ、ラインを少し送ってから止めようとしたらアッサリ切れた。
チモトからスッパリは尾長っぽいなあ。

時計を見ると12時15分である。あと15分で止めよう。
あと一発、頼む〜〜。

良かった流れは消え、ワンド側へ仕掛けは押され始める。
ウキがシュンと入った。アワセると良いサイズだが竿だけで何とか止められた。 これは獲れると確信して寄せ始めるとまたもラインブレイク。
うっそーーーっ!

瀬ズレであった。あんな所に荒い沈み瀬があったのか・・・どうしようもないな。

神様、心狭い。
いやいやいや、チャンスはくれた。
ああ、生かせなかった私が悪いのか。

※それにして淡水が鳥居の前で、海では『神棚』での初釣りとは・・・、今年は神がかり的、何かが起こりそうな予感。
と、やっぱり今年も前向きな童子であった。


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