磯の童子 |
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2010 磯底物釣行記 | ||
平成22年6月12日
そろそろ梅雨グロ??5月の渓流月間が終了して、メインを磯に移す時期となった。 スタートはのんちゃん丸で、と思っている所にGO君から『そろそろ行かん?』のメール。
4時出港ののんちゃん丸は手前の島から降ろして行く。我々の荷物は一番奥にあるので、順番が来るまでポーター役となる。 で、最後近くになって大島の大根津に降りた。 GO君、張り切って釣り始めるも・・・。
3時間後。 GO君、トドの様に爆睡中。 私は右に釣り座を移している。
右へ流れる急流で、あっと言う間に視界からウキは消えてしまう。沈み瀬が点在する小さなワンド際の遅い流れを攻めていると食った。 バリも大きくなると叩き方がオナガ風、寄せるまでバリオナガバリオナガと予想は変わる。 君にはがっかりだよ。
あやしいウキの押え方をする何かがいる。 何度か同じラインを流して、やっとウキが深く入った。 スリムなチヌであった。 遠くで見ていたGO君には立派なイサキに見えたと言う。
あまりにクロの反応を感じないので瀬替わりをした。 広い瀬であるが、沖向きは沈み瀬だらけで釣り座は少ない。 活性はなくても瀬に付いた小型クロ位は狙えるのでは無いかと考えていたが、コッパも見えない。
船着きからヒーヒー言って大移動した私の釣座から見た風景である。 肥島のハナレから3番(?)くらいまで見えている。 釣り始めてしばらくすると強風になり、背中から風を受ける私の釣座が大正解。 しかし、グルリと竿一本分の棚があり大物とのやり取りは厳しそうだ。
何となく気配を感じていたが、やっとアタリとなって現れた。 沖に走る動きに、ひょっとして青物かと思ったが浮いたお魚は又もチヌ。タモ枠は45cm、所詮外道だがいいサイズだ。 お魚をかかえて移動している時、船長から電話が入ったので海を見ると のんちゃん丸が直ぐ目の前まで来ていた。船長が言うには沖から見てもヒラマサとのやり取りに見えたようで船の生簀に入れてやろうと来てくれたのだった。 あちゃ、大袈裟な竿の曲がりですんません。チヌっす。
で、クロの気配無く、しゅーりょー。 チヌの後、しばらくして誰からか電話が掛かった。てっきり船長と思って出たが風波で全く声が聞こえず、
「もしもーーし、もしもーし、聞こえん、全然聞こえんわ〜。だれ〜?聞こえんって。」で、切ってからウキを見ると根掛かりの様な沈み方。
赤いウェアと赤竿は目立つんかなあ。 あ、そうそう。GO君は正面から風が当たる船着付近で頑張り、50弱のチヌを釣っていました。 一部の瀬ではクロが居たようですが、まだ梅雨グレ本番とはいかず居残りノッコミチヌの勢力が強いようでした。
山口県・萩 のんちゃん丸 080-1900-7614 |
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