磯の童子 |
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2013 磯釣行記 | ||
平成25年1月12,13日
No.1 初釣りは夢の島(?)六島でそのお誘いメールが来たのは正月休み明けの事だった。 連休は宇治群島への釣行を予定していると聞いていたので、私は米水津へ行こうかと思っていたら、行き先が変更となって上五島だと言う。 そりゃ、行くでしょう。 先週こんなの釣った奴(GO)がいるんだから・・・。
底物は餌の確保から。 当日、大漁屋にて情報収集の結果、すでに水温は下がり、六島(むしま)だけはガゼで通用しているらしい。 GO君と私は上五島に行く気でいたが、5人全員で六島に行く事となった。
今回の渡船は『シーバードばらもん』である。 佐世保から上五島までは2時間そこそこで着いてしまうが、小さく仕切られた睡眠スペースは十分にあり、手足を伸ばせて横になれるので楽ちんなのだ。
GO君と共に六島の『ゴミ捨て場』なる瀬に立った。 条件のいい方の釣り座を譲って頂く。
左の沈み瀬方向を狙いなさいとの事、やや遠投が必要のようだ。 苦手だな〜。
こちらGO君の釣り座。 さっそく手の届く所にでぶアイテム『ビール』と『チョコレート』を配置。 これぞ彼の釣りスタイル。 なの〜?
で、もう釣れた。何投目だったか。 流れの方向がめまぐるしく変わり、適当に35mほど投げて落ち着く場所までラインをたぐりたぐり張って、落ち着いた所で竿受けに置こうと中腰になった所で『グイーーーーンッ』と引っ張られた。 『わっ、来たーーーーっ!!』てな具合である。 駆け引きもひったくれもないマグレ当りなのであった。
来た時には頭スレスレで出ていた瀬は潮が引くと釣り人が乗れるほど高くなった。 しばらくして本石。
こちらはあまりにアタリが無いので散策へ。 S君、F君、W君の三人が上がっている『広場』なる瀬である。
あまりの違いに驚かされる。 その後、夜釣りに突入するも夜グロは不発で、9時過ぎには寝袋に潜り込んだ。 獣の唸り声を聞きながら寝てはさめを繰り返し、3時半過ぎに寝袋を畳み二日目の釣りに突入である。 あ、獣の正体はGO君であった。
昨夕作った仕掛けのまま、撒き餌をバンバン撒きながら瀬際を流す。 道糸、ハリス4号、2号負荷の電気ウキに1.5号水中ウキと3Bのガン玉、ハリは口元尾長6号である。 瀬際を流すと良型カサゴが食ってくるので、カサゴに飲み込まれても外し易い様に小鯛11号に変更してオカズ釣り。
クチブトであった。
朝マズメを迎えていた。 オキアミを撒き切るまで、先程までの夜釣り仕掛けを振る事にして仕掛けを入れると、また潮は流れ出している。 押し付け気味の流れだが瀬際に近付いたウキが視界から消える。明るくなり始めているので電気ウキは見辛く、浮いて来ない事をしっかり確認してからの遅アワセ。 ここからは尾長ばかり数匹、そして40cm超も食った。ちなみにクロはすべてボイルで釣ったものだった。
オキアミを入れていたバッカンが空いたので、クーラーのガンガゼを数えながらバッカンに移すと45個も残っている。 サザエも、5、6個使っただけである。 底物に切り替えたが、アタリをとらえる事無く納竿時間を迎えた。 ここは完全に冬の冷たい海であった。 本命を釣りながらもストレスを貯める結果であった。 本日は60超が二枚釣れていました。サザエとヤドカリによる釣果だったようです。
冬の底物釣り、何となく集中出来ていないのは、まだまだ上物釣り師の血の方が濃いからでしょう。 次回はのんびり寒グロ釣りがいいですわ。 |
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