磯の童子

2013 磯釣行記
平成25年1月26日

No.2 寒グレ・・・って感じでもなし

低気温、強風、降雪が予報されていたが、米水津なら大丈夫大丈夫。

とは言え、出来れば風裏がいいなあ。

てな事を話しながら、思い思いの瀬に思いを馳せるのであった。


でぶセット

満杯の釣り客を乗せた3時出航の長伸丸は半島方向へ向かって先頭を走る。
三組目の我々4人は、見事希望の瀬に降り立った。

完璧な風裏である『なんちゃらの巣』。
で、まず『チョコと酒』。今日も安定のGO君である。

夜明け

柳の下の"夜グロ"を狙って、暗い内から竿を出したが反応はない。

明るくなり始める頃、マズメ用大物対応仕掛けを組んだ。

餌取りはいるが、目視出来るのは数匹のハコフグ程度。
これは低水温の兆候であろう。

餌を取っているのはクロの様な気がするがアタリはサッパリ出ない。

こっぱ

さっさと昼仕掛けにチェンジ。

瀬際の撒き餌にコッパが浮いている気がする。

出ないアタリに業を煮やして全遊動から誘導仕掛けに変更。でダメならがん玉追加。ガン玉を上から下へ。やっとアタリを捕らえた。

苦労の割に釣れたのはこんなサイズ。
今日は難しい釣りになりそうだ。

うれしいオカズ

GO君とカワハギ君。

前者の肩がやや落ち気味なのは気のせいではない。

彼も難しい釣りに苦しんでいるようだ。

とりあえず”引き出し”に入っている『爆釣の記憶』を『思い出アルバム』に移し替えてはどうだろうか。 いい時の記憶など何の役にも立たない。

”引き出し”に入れるべきは悲惨な釣りの中のワルアガキの記憶であろう。

さんちゃん

Sさんと三ちゃん。

自称身障者のSさん、病み上がりの初磯釣行だそうだ。

瀬上がり地点から一歩も動いていない。
ほぼ身障者でいいだろう。

ちなみにこのお魚、撮影後解放されたが、まだハリが掛かったままだったと言うお粗末で、二度のタモ入れとなった。
お疲れ様!

壁側を望む

いちばん右端がF君である。(歩いて行ける)
赤いウェアの人は隣の瀬の方で、良くなかったのか朝の見回りで瀬替りして行った。

で、F君は結構釣っていたようだ。

前回まで底物で今日から上物。

しかし、釣ったお魚は・・・。

F君の石鯛

石鯛。

まずイシガキ、サンバソウと釣って、この石鯛である。

クロもこちらのお魚より大きかったようだ。

低水温低活性の時、沈み瀬だらけのポイントが有効な時もあると記憶しておこう。

磯の掃除鳥

昼前、撒き餌に浮くクロに一苦労。
撒き餌を外して流すと付け餌には見向きもせず、完全に撒き餌に合った時だけ餌は取られる。

私の出した答えは、浮いて来る上限程度のウキ下で二段固定ウキ使用、微細なアタリウキの変化で掛け合わせ。
これで数匹釣る事が出来たが、これが私の限界でもあった。

午後からは冷たい海へ変わり、しゅーりょー

シオフキ

残る仲間2名はこちらの瀬に上がっていた。
私も寒グロの時期に乗った事が無い憧れの瀬でも有る。いいなぁ〜。

ここも今日は厳しかったようだが、我々よりはマシかも。
バラシも何回か、あったとか。いいなぁ〜。


今回はとっても疲れる釣りでした。

浮いたお魚は見ずに深い所を探る手はどうだったのか。
お魚の動きが悪いなら瀬際を厳しく攻める手はどうだったのか。
目先を変えて沖目をじっくり攻める手は・・・・・。やりきって無いですね。
いつも反省ばかりです。

しかし、強風の中、風裏に乗礁出来たのはラッキーでした。頑張ってぶっ飛ばしてくれた船長さんに感謝です。

米水津・小浦港 長伸丸(渡辺船長)0972-35-6735
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