磯の童子

2013 磯釣行記
平成25年6月15日

No.7 新鮮なお魚が食いたいのだ

のんちゃん丸に予約を入れたのは金曜日の午前中の事だった。

昼の天気予報を確認するとナント土曜日の午前中は雨である。
昨日の予報ではお日さまマークが出てたじゃないか。ダマサレタ。

渓流では待望の雨なのに、また磯釣りに行くのである。
まあ、この位の雨では川にとって焼け石に水であろう。いやいや、一時的に活性上がる事もあるんちゃう?
などと気持ちは揺れるが、刺身やカラ揚げを思い浮かべながら磯釣りのモチベーションを上げるのであった。

港に行くと何故か釣り客は4人と少ない。
そして、私以外はカゴ釣りの様だ。餌取りは出たと聞くが、そんなにフカセは良くないのだろうか。


尾島の東の方

羽島に一人降ろした後、尾島の東側の瀬に降り立った。

出港前から降り始めた雨はシトシトと降り続いている。
釣りの準備が出来た頃にはウキが見える位の明るさである。撒き餌には大量の小魚の姿が見える。

明るさが増すにつれ、餌取りの正体が見えて来た。小さなスズメダイ、その下にコッパグロの群れ、クロは15cm程度であろう。
餌取りを交わし深く落とすと金魚(ネンブツダイ)が食ってくる。

好転の兆しは見えない。瀬替りしたいが、まだ船は来ない。

視線の主

船長から電話が入ったのは10時前だった。
瀬替りしたい故伝えて道具を片付けて船を待つ。

何となく視線を感じて崖の上を見ると猛禽類の影が・・・。
デジカメのズームで初めて鳥だと分かる距離であるが、奴らは海面に浮かぶ小魚を見付けられるほどの視力を持っている。

その視力が私にあったなら・・・。
エロい事しか思い浮かばない。

お刺身

瀬替りした所は肥島の3番(?)である。
しばらくはおっつけ潮で、サッパリ釣れる気がしない。

撒き餌には5cmほどの豆アジがワッっと寄って来る。

潮が右に流れ始めると、メバルが続けて釣れた。
そして豆アジの下に小クロの群れが見え始めた。

小グロの群れから良形を拾うつもりで、撒き餌に同調させると30cmのクロが食った。
豆アジの奴ら付け餌のボイル取り切らんのか。気付くのが遅いわ。同パターンで写真の30弱、白子を持ったおデブちゃんである。

そして時間&撒き餌切れにて、しゅーりょー


肥島は潮さえ動けば、そこそこ釣れるのではないでしょうか。

豆アジがボイルを取る程の勢いがない事に気付かずに、『ややずらし釣法』や『あっちこっち釣法』を使ってました。

完全な同調は流石に餌を取られますが、時間差の同調ならイケそうな感じです。

朝から行ければもっと釣れていたと思いますが、早朝は瀬の前で違法操業(?)の真っ最中で瀬付断念したようです。

当日の水温は22〜23℃。やや高めではありますが、まだまだフカセで釣れると思います。

カゴ釣りは旨そうな大イサキが釣れていました。

萩沖瀬渡し  のんちゃん丸(野村篤巳船長)
連絡先 080-1900-7614

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