磯の童子

2014 磯釣行記
平成26年2月1日

No.3 蓋井島で寒グロ狙い

さて、今週はどこへ行こうか・・・。
あ、そうだ。春日丸のサービス券の期限が迫っている。あすは蓋井島だな。

そろそろ食いも落ちて、多少釣り人も減る頃ではないだろうか。
吉母港に着くと10人位と微妙な人数、朝便はいつもこんなもんか。

今日の予報は波は1.5mで東の風であるが、北東からウネリが残っているので低い瀬は上れそうもない。

どこの瀬に行くか迷っていると、船長が大威瀬のオカの正面(ワレの東側)に上がらないかと言う。
え〜、黒潮丸は来てないの〜。んじゃ行く。


温かい夜明け

瀬に上がってみると、波はややある程度だが東からの風が強い。予報通り気温は10℃を超えているのだろう。まったく寒さは感じない。

明るくなるまでジグやミノーを投げて見るが魚信はなかった。

釣り座に立つと、上げ潮が強く流れているのが分かる。今日の釣り座からでは流せる範囲は限られるだろう。

早目の馴染みを期待していつもより浮力の強いウキをチョイスしたが、馴染む間もなく回収となるのでガン玉を追加して、沈めて行く作戦とした。

しかし道糸に反応なく餌を取られる事があるので、ウキを5Bに変えて当たりをしっかり取る作戦に変更する。

タイノエ  

幾度かモゾモゾとしたアタリが出て、餌を齧られるが掛ける事は出来ない。

潮が少し緩み、左流れのウキがサラシにぶつかるとブレーキが掛かり仕掛けに適度な張りを作り出してくれる。これぞ自然流の技である。

やはり食った。
強引な突っ込みの後、浮いたのは尾長である。しかしタモに手を伸ばした所で抜けてしまう。無念。
次に釣ったのは口の中の寄生虫(タイノエ)である。宿主はクロで間違いないだろう。偶然の善行であった。

折角いいジアイだったが、釣れたのは足裏一枚のみであった。

納竿は近い

半夜便の釣り人が隣に上って来た。
朝は波を被っていた場所である。知らぬ間に凪いで来たようだ。

朝の左流れからゆるい右流れに変わり、今度は左へ流れ始めていた。右隣から流れて来た撒き餌が私の前に来た時、クロが反応しているのが見えた。

しまった、ウキ下が深すぎる。軽い仕掛けに換えたい所だが時間が残り少ない。仕掛けはそのままで、4ヒロ位にしていたウキ下を一気に2ヒロ半としてガン玉を上にずらす。

クロが見えた辺りに撒き餌を入れて、仕掛けもそこへ、さらに追い打ち。
仕掛けが馴染む頃、ウキに反応が出る。
2枚釣った所で時間切れにて・・・しゅーりょー

これが最大

チビ三枚と思っていたが、家に帰って見ると近場にしてはそこそこのサイズであった。

頭の中では40超の尾長や50口太を夢見ているものだから、釣れるお魚はすべて小さく見てしまう。

満足とはいかないがオカズ確保には成功である。


クロ、まだまだイケそうですね。

次は萩か、蓋井か、それとも・・・。全ては天気次第ですね。

下関市・蓋井島瀬渡し 春日丸  083-286-5980

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