磯の童子 |
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2014 磯釣行記 | ||
平成26年4月12日
No.5 萩沖で食材調達翌日の日曜日はバーベキューが予定されていた。
萩ののんちゃん丸に予約を入れたが、そんなに釣れていない様子である。
5時出港のピンク船は凪の海を進み、近い島から瀬着けして行く。最後から2番目に私が下りた瀬はえらく足場が悪いこんな所だった。
釣り座は尖った所の向こう側である。 バッカンと足を置くスペースしかない釣り座だが、後側の壁を背もたれに使えるので、危険や疲れはそんなに気にするほどでもない。 1.2号竿にウキはB、ハリス2号でスタートしたが、右流れが強く、右の海面から頭を出した瀬にすぐ到達してしまう。ウキが馴染むまでの時間を短縮する為に5Bに変更した。 竿出しから三時間経った頃、右沖を流れていたウキが加速しながら沈んで行った。アワセた時には頭をこちらに向けた(感覚だった)が、一気に反転して走り始めるともう止める事が出来ない。 右方向に走っている為、例の右の瀬に擦っている感触がある。道糸を大量に持って行かれては堪らないので、早めに勝負する。 ブレーキレバーをいっぱいに引いて、竿でためるとフッと軽くなった。ま、当然の結果ですな。 完全に真鯛の走りだった。
仕掛けはウキの下から切れていた。道糸には10M付近に瀬ズレの後が着いていたが、ここから切れなかったのでウキを失わずに済んだ。 性懲りもなく新しく結んだハリスも2号である。次もバラシたら考える事にしよう。 で、次に釣れたのはでっぷりと良く肥えたチヌであった。50cm、2.5K超はなかなかの抵抗だったが何とか食材ゲットである。
真鯛、来ないかなぁ〜。 と思っていたら食った。 今回は先ほどより強くテンションを掛けながらのやり取りで、力技で止める事に成功した。 ところが浮かせたはいいが、さっき使ったタモは高い所に置いたままである。 左側に半歩移動して左手をいっぱいに伸ばせば何とか届きそうだ。 しかし、私は竿は左手持ちでタモは右手使いなので、竿を右手に持ち替えて左手でタモを掴み、次に左右の持ち物を入れ替え等々、 いろいろ無様な動作をこなして、ようやく真鯛様とご対面と相成った。
その後、潮が止まるとアタリはサッパリなくなった。 左流れが本命潮らしいが、右流れでも有ると無いでは大違いである。 クロも欲しかったなあ。しゅーりょー。 どこから見ても『のんちゃん丸』。 そろそろ春磯スタートですかね。 波さえ静まれば釣れる雰囲気ありありです。 尾長もそろそろ行けそうな感じです。 詳しくは船長に聞いてください。
萩沖瀬渡し のんちゃん丸(野村篤巳船長) |
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