磯の童子 |
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2014 磯釣行記 | ||
平成26年5月1日
No.6 チヌ釣りダービーにチャレンジ毎年開催されている、のんちゃん丸のチヌ釣りダービーだが、今まで参加した事がなかった。
で、なぜ今年は参加してるのかと言えば、たまたま釣りに来て対象魚を釣ってしまい、 次の一枚次第では優勝の可能性が出て来たから。判り易く言えば、賞金に目が眩んだ・・・から。
今日はヒラマサが釣れ出したとの情報でルアーマンが多く、フカセ組は僅か数人である。 羽島、肥島、櫃島と下ろして残る私は大島赤横へ、ここより北は北東からのうねりで危険な様子である。 まず撒餌を混ぜるのだが、これが大失敗。珍しくチヌ用の集魚剤を買ったらクセーのナンの、混ぜ終わって釣りをする時でも、吐き気をもよおす程の悪臭だった。 チヌ用の臭い集魚剤をベースにグレ用のニンニクエキス入りを混ぜたものだから最強の臭気爆弾を作り出してしまった。
狙いはチヌだが、オナガも欲しい。 こんな深い釣り場でチヌを狙うには瀬際が基本だが、瀬から離れてもあえて流し続ける。 たまにウキを引き込むのはフグである。 左流れが右流れに変わろうとしていた。その狭間で瀬に押し付ける潮が発生し、瀬際を釣り易い状況となった。 今しかないと言う時に食ってくれたチヌであった。最低限の目標は達成である。
船長の薦めもあって、瀬替わりしてやって来たのは大島南西部の穏やかなポイントである。 しばらくは餌を取られない状況が続いていたが、ウキ下一本半で、餌が取られ始める。 取られ方がクロの様な気が・・・。 徐徐に浅くして一本少しとなった所で、右沖を流れていたウキが見事に吸い込まれた。 ぐんと乗った重量感とねっとりとした動きはクロのような・・・。お〜っ、やった尾長やん。 よしっ、クロ狙いに変更じゃ。
その後も順調に釣れ続け、クチブトも混ざるが型はやや尾長に劣る。 餌の取り方やアタリの出方に、対応して次第にウキ下は浅くなり最終的には3ヒロでも食って来た。 ある程度釣った時点から、いろいろ仕掛けをいじって見たが、最初の重めの仕掛けが一番良かったような気がする。 結局、ぽつぽつと釣れ続け良型9枚の好漁であった。しゅーりょー。
忙しくて昼食を取る間がなかった。 片付けを終え、船を待つ間に遅い昼食を頂く。 30分前から強い南西風が吹き始めていた。 明日になれば、この瀬は波の中であろう。 狙いのチヌは小型でしたが釣れましたし、思い掛けずオナガが釣れ大満足の釣行となりました。 ただし、通りがかったオナガの群れが撒き餌に止まっただけの様な気がします。
私はチヌ釣りダービーのチヌの入れ替えに今月中にもう一度行かなくては。 萩沖瀬渡し のんちゃん丸(野村篤巳船長) |
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