磯の童子

2014 磯釣行記
平成26年9月13日

No.13 目標サザエ16個

疲れていた。珍しく仕事疲れである
気分転換には釣りだろ。

休みに休まないと仕事をするパワーは生まれない。

ホントか?

知り合いがバーベキューをするので、サザエが欲しいと言う。
『俺が釣りに行って頼んだるわ』と軽く言ってしまったので、もう後へは引けない。


夜明け前  

瀬渡し基地の吉母(よしも)港に到着すると、結構な人数が集まっている。

準備をしていると、『オハヨウ』と聞いた様な声が・・・。

F君だった。連れのS軍団底物組が三名で来ている。他の釣り人を見て廻ると底物常連組が四名だから、私を入れると底物八名となる

常連組の希望の瀬を聞いて、残った瀬から私とS組で選択する。で、私は前回の瀬をチョイス。

夜明け

静かな夜明けだった。

やけに空気が澄んでいる。

紫外線が厳しい一日になりそうだ。

早朝は小さなアタリが出ていたが、本命ではなさそうだ。

一度だけ重いアタリを感じたが、走る事無く姿を消した。

餌取り

激しく餌をとる。

ビリビリと感電の様なアタリ。

正体はフグである。

撒き餌が沢山入って、餌取りが増えたようだ。

こんな時は、ポイントを探しながら辛抱強く待つしかないのだ。 

アワセに備える様な、前アタリは来ない。

8時を過ぎると、あきらめの境地へ入って行く。まだまだ、分からんぞ〜、と自分に言い聞かす。

きたーーーーっ!?

太陽は右前から、・・・まぶしくてかなわん。右顔面だけ日焼けしてると帰って言われた。

突然、バシャバシャと海面が割れた。
青物だ! 

大急ぎでセットしていたルアーロッドを振る。

おっ!青物だけど、赤っぽいちっちゃい奴が、2匹チェイス。次の一投で食ったのはやはりコヤツ。 
この辺りでは『ネリゴ』。山陰では『アカバネ』とか『アカバナ』というカンパチの幼魚である。
1匹止まりであった。

追加

11時を回る頃には、餌取りのアタリも遠退く。

左沖に怪しげなアタリが出る所を発見。

同じ所でアタリが続かないはどういう訳だろう。

海も時化始めた。しゅーりょー

頼んだバフンウニ1キロとサザエ2キロの内、バーベキュー用サザエ、ピタリ注文の16個を残す事に成功である。


底物8名ほぼ全滅です。

潮が悪いとは思いませんでした。何故釣れなかったのか、全く分かりません。

幸運を祈って、通うしかなさそうです。

次は、もっと頻繁に青物が回遊する瀬でやりたいな〜。

下関市・蓋井島瀬渡し 春日丸  083-286-5980

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