磯の童子
No.1 遅い（海）初釣り
体調と管釣りと天気が絡んでなかなか海に出られず、ようやく磯初釣りとなった。
昨年の11月から萩沖の釣行を企てていたが、やっと都合の良い日に凪予報となった。
５時３０分の出港だと言うので、自宅を4時に出発したら到着は出港15分前で慌てて着替える事になった。
移動時間を勘違いしていた様だ。
『萩の釣りは２時間前に出発』と、ここに記録しておこう。
珍しく最初に呼ばれた。
羽島である。この瀬はカゴ釣りが使う事が多いが、今日はカゴは居ないのだろうか。
オナガがよく釣れている瀬なので太仕掛けで通す事にした。
棚は１本半位から始めて、状況によって対応したい。餌取りが多く浅くしたり遠投したりと探って見る。左流れのある地点でウキに反応が数度あり、食って来たのは小さなチヌだった。
その後も餌が取られる状況が続く、仕掛けはそのままでハリだけ小さくしてみるが変化は無い。
のんちゃん丸がこちらに向かっているのが見えた。隣の方は瀬替わりの準備をしている。
さてさて、どうしましょ。
状況は変わらないだろうと瀬替わりを決意する。
１０時、乗礁したのは大島の南西側の瀬である。
タックル一式細仕掛に交換する。
撒き餌を入れると茶色い軍団が見えた。スズメダイかウマヅラだろう。
で、食ってくるのはフグである。ハリスに噛み疵を付けるのでハリの結び直しが面倒で仕方がない。
フグをかわすのは困難である。撒き餌ワークで何とかしたいと奮闘中にコッパグロが食った。
オカズに手の平グロをキープ。
ウキが少し沈んで止まっている。
これは普通フグのアタリなのだが、合わせてみるとクロの引き。
あらま、いらっしゃいましたか。
追加を狙いたいが、さっぱりパターンが分からない。
もう納竿まで１時間、焦るばかりで何をしたら良いのやら・・・。
釣果は朝釣ったチヌと先程のクロ他コッパ二枚であった。
何か手は有った筈だが、残念ながら私のヒキダシに答えはなかった。
悔しいなあ。しゅーりょー。
朝の南東が南西風に変わっていた。
西からの波が高くなり、先程までの釣り座は波を被っている。
予報の波は１ｍ。当たりませんなあ。