渓の童子

2019 渓流釣行記

平成31年**月**日 某大物ポイント

大物ポイントに行ってみた

急ぐ事もあるまい、いつもの様にワンコの朝の散歩を終えて目的の場所へ向かった。

天気予報によれば何とか雨は持ちそうだが風は強くなるらしい。一応カッパとダウンを持って行こう。  


 

現地に着いたのは10時位だったか。まずは適当な所へ入ってみる。 

反応は全くない。ちょっとタックルがこの釣りには不釣合いだったと後悔する。

早朝から来ていた某K氏と合流して状況を伺うとバイトはあったとの事。お魚は居るらしいので安心した。しかし、強風が吹き始めので風が避けられる所に移動した方が良さそうだ。

移動した所は快適だった。

ココンコンッと小さなアタリ。アワセると結構な重量感である。じわじわと寄せて銀色の魚体が見え始めた所から強烈突進が始まる。

チョイ尺越え位に見えたがもっとデカイのか?
軟弱タックルのせいかな? 

ネットに納まったお魚は綺麗なサツキマスだった。※ヘタな写真で全く伝わらない。

目測よりやや大きい38cm。いま使用中のタックルではこれより大きいヤツが来たら取れないような気がする。

タックルを替えようとも考えたが、そう易々とは釣れないだろうし、釣れてもサイズアップはないだろうとこのまま続ける。

リリース後、釣りを再開して3分って所だろうか。コツン!

さっきと同じ様なアタリがあり、フッキングも成功。寄せに掛かると時々ゴゴッとおかしな振動が伝わってくる。ラインが何かに触れてるのだろうか。

竿を高く上げてみるも変化なく、何度かゴゴッと来る。結構な重量感だが本当の抵抗はまだ見せていない。いつ走り始めてもいいように心の準備だけはして慎重に寄せて来る。

魚体が見え始めた。デカイ!これは45いったか。

こいつが走り始めたら簡単には寄せられないだろう。

初めに出ていたゴツっとした感触は無くなっていた。驚かせない様にゆっくり寄せてネットイン。胴体にラインが巻いている。

一瞬の静寂の後、強烈に暴れ始めた。口にフックを掛けたままネットの中でローリングするものだから ラインはぐるぐるに胴体に巻き付きリーダーは切れたが、お魚はがんじがらめで身動きが取れなくなって大人しくなった。

堂々たる体躯。なんだこの太さ。

ライン傷を沢山付けてしまった。ラインを解くのに時間が掛かったので弱らせたかも知れない。

体力の回復がないならイートも辞さない積もりだったが、しばらくエラに水流を通すと回復して泳ぎ去った。


運よく狙いのお魚を釣る事が出来ました。
もうしばらく期待が出来そうなので時間が取れれば行ってみます。

2匹目を掛けた時のゴツッとした感触は多分ローリングによるものだと想像します。それによって自由な泳ぎが制限されて、抵抗少なく釣り上げる事が出来たのだと思います。

よって、ヤツが猛突進した時でも対抗出来るタックルを用意した方が良さそうな気がします。いやいや、買わないよ。

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