渓の童子

2019 渓流釣行記

平成31年04月13日 某大物ポイント

大物狙い 2

前回同様、朝の用事を済ませて遅い出発である。

予報によれば風は出そうだが天気は良いようだ。
この種の釣り(ってどの種?)は経験上、天候によって大きく釣果が左右される釣りではい様な気がしている。  

必要なのは運と忍耐力であろう。


 

下流から見て回るが前回確認済みのポイントは押えられている。 

新しいポイントに降りてみた。見た目は私の好みである。

前回とはあきらかにベイトの種類が違う。だからどうなのかは知らん。

2時間半の間に2バイト。一つは極小。もう一つは良型反転ギラリ。ちゃんと食えよ〜。

もう、あきらめ掛けていた。

障害物が多くヒットルアーを含む3ヶのスプーンロストは、あきらめ気分に拍車を掛ける。

そんな頃、ドンッとロッドに重量が乗った。お魚は障害物の多い左方向へ走り始める。追い掛けようとも思ったが、この場でのやり取りを選択する。 

ロッドを上げて見えぬ障害物に触れない様に静かにゆっくりと寄せに掛かる。

水面に刺さるラインはもう緩やかな掛け上がりまで来ている様に見えるがお魚はどこだ?

底を黒い影が左から右に横切った。ロッドで行く方向をコントロールしようと試みると強烈な抵抗に有ってしまう。

もう少し弱るまで浮かせるのは待とう。慌てちゃいけない。右に左に沖へと暴れまわっていたお魚は徐々に釣り人のコントロール下に置かれ始める。

よしっ、そろそろフィニッシュに取り掛かろう。ロッドを引きながら角度を付けてティップを高く上げ、ネットを持った手をいっぱいに伸ばし取り込み成功。
ふー、やった。あきらめなくて良かった。

1匹釣れたので、余裕が出来たら行こうと思っていた渓流を遡行してみる。

数は少ないがあまりスレていないような動きである。

それにしても歩き難い渓だった。

しばらく遡行すると歩き易くなると共にアタリもなくなる。やはりそう言う事なんだな。

最後に大物ポイントに戻って残された時間を一発に掛ける。

やっと掛けたが型が全く物足らない。

尺を少し切った位か。グリーンバックのスマートな奴だった。大きく育つんだぞ。


今週も運よく良いお魚を釣る事が出来ました。
あと5ミリサイズアップしたいですが、そう上手くは行かないでしょうね。

まだ釣れると思うので、もう少し通ってみます。

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