磯の童子

2008 磯底物釣行記
平成20年11月15日

No.7 そろそろデカバンの季節では?

夏季限定エセ底物師である筈の私の活動期間が伸びつつあるのは温暖化のせいなのだろうか。 暦の上では冬と言うのに、なぜか底物道具を担いで大分は鶴見大島(豊後大島)へ出撃したのであった。

今回はGO君とF君と私の3人での釣行となった。
私とGO君はエセ底物師らしく二刀流である。(クロやイサキも食したいと思うのはイヤシイが罪ではあるまい)


5時便の千加丸はタチバナを過ぎた辺りでホースヘッドを瀬に向ける。しかしサーチライトに照らし出されたのは崖であった。

荷揚げは横島4番を越える重労働であったが、底物餌の残骸が散見され期待も膨らむのである。

朝焼け

美しい朝焼けである。

朝焼けは天気が崩れるって言うよなぁ。
確かに予報は夕方からの降雨を告げていた。今日は当らないでよね。

釣り場

頂上の荷物置き場から、釣り座を見た画像である。私の釣座は右のF君の更に右の下の小さなテラスになる。

さて、ここはどこ?
多分、2人のフカセ釣り師がいる左隣の瀬が『枯れ松』と思うが、大島の釣り場に詳しくないので定かではない。右隣の馬の背の様な瀬にも2人の釣り人がいる。

足元から切り立ち、水深は十分あり、磯の形状に文句は無い。

仕掛けと足場

私の釣座は前傾の小さなテラスだが、意外にホールドは良く、移動しない限り快適であった。

餌はガンガゼのみ使用。
色々持って来るのが石鯛釣りの常識らしいが私には常識も金もないので気にしない。

餌は良く取られた。芯まで食って行くのだが、一向に心臓がドキッ!っと来るアタリは出ない。

GO君がハトポッポ(イラ)2個釣っただけである。
ぽっぽ君に改名したろか。

お土産にイサキ

午後からオカズ釣り師に変身したが、すでに潮は止まり周囲の瀬の釣り人も腰掛けて、まったり釣りしてござる。

潮がやや右に動き始めると棚2本でイサキが乗って来た。

2匹釣った所で潮は止まり、魚信も途絶えた。

両隣のフカセは午前中の上げ潮の時間帯にポツポツとクロが釣れていた様だが、型、数ともイマイチでイサキ混ざりって所である。型は右隣の方がやや良かったようだ。

潮が左に動き始めると底物の雰囲気である。

F君が小型石垣を仕留めたのを見て、私も底物竿に持ち替えたが餌も取られない。
上物に浮気している間に私のポイントから餌取りも消えてしまったようだ。

しゅーりょー

納竿まで2時間を残して、雨が降り始めてしまった。
悪い予報は当るよなぁ。

※我々が残した餌を持って、地元の磯に行ったS君は本命をゲットしたらしい。
※情報を探って見ると晩秋は地元の方がデカバン出ているのだ。間違えたようだ。


乗船地・梶寄港 千加丸/土師船長 0972-34-8632
佐伯フィッシング(底物の餌専門) 0972-23-5787

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