磯の童子

2009 磯底物釣行記
平成21年8月1日

No.4 蓋井島で底物 二回目

前回の出漁後、ずっとチャンスを覗っていたのだが天候に恵まれず、ようやく2回目の蓋井島底物釣りである。

今回は底物仲間4人での出撃となった。

ここ山口県は先週、記録的な豪雨に見舞われていた。
その影響は少なからずあるだろう。

まあ、今後の釣りの為に撒餌が出来ればええわい。
釣れればラッキーね。
俺はいつもラッキーよ。
おほ、釣れるんちゃう?
と、どんどん期待が膨らんでもっこりさ。


水潮

期待の最北の瀬は波が高く、4人での竿出しは無理と判断、2人がこの瀬に上がり、 残り2人はそれぞれ思い入れのある磯へ分かれて乗礁となった。

私は東側の高い瀬へ。秋の実績は高いが今はどうか・・・?

しかし、海の色悪過ぎ。泥色の水潮である。

反応のある所を探して、何ヶ所かに仕掛けを入れたが、最初にバフンウニをつつかれたのは8時過ぎで、右のいつもの海溝であった。

ウネリとウサギ

晴れたり曇ったり。

うねりが一時大きくなる。

最初はアタリの無さに北側の瀬に瀬替わりを考えていたが、このウネリと出始めたアタリで粘る覚悟を決める。

バフンを割る犯人は超小型の様だ。

終了

三度ほどアワセ直前まで行くアタリがあったが、結局、そこまで止まり。お魚のサイズのせいと思われる

最後まで状況は変わらず。

しゅーりょー


ところで、忘れ物って、たまにありますよね。

実は今回は磯靴を忘れました。
で、車の中にたまたまあったゴルフシューズを履いて見ると、グリップ抜群、履き心地も最高でした。

このシューズ、ゴルフをやめてからの約10年間、車のラゲッジスペースの隅で眠っておりました。 数度の使用でやめたので見た目は新品同様、しかし、中身は・・・・・。
掘り出したミイラが外気に当たると朽ちて行くが如く、歩いただけで表皮がハラリハラリと落ち、磯の上で踏ん張るとシッカリとしたグリップと相俟って、 朽ちたウレタン部分はポロポロと崩れ落ち、終了時にはソールは爪先側半分が何とかくっついている状態で、 これが取れたらヤバイ状況でしたが、最後まで靴の役割を果たしてくれました。

上の写真の靴がそれです。
見難いですが、右足はソールとアッパーの間のウレタンゴム(?)が無くなり踵が開いています。
左足はもっと危険な状態だったので、拾ったPEラインで踵側を縛っています。

ビフォー・アフターの画像があれば、かなり笑えたと思います。

※夏磯用に”朽ちてない”ソフトスパイクのゴルフシューズならアリです。


春日丸

回収。

皆さん良くなかったようで・・・。

底物組み全員ぼーーーーず。

大人しく海況の変化を待ちましょう。

蓋井島

笠を被った蓋井島。

「あばよ!!」


使用渡船 春日丸  バフンウニは春日丸で購入できます。(タイミングが良ければウニガラも頂けます)

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