磯の童子

2009 磯底物釣行記
平成21年9月12日

No.7 蓋井島で底物 荒天童子参上

予報は最悪だったが、波1m→2mが頼みの綱である。

朝便ならお昼くらいまで無事で済むんじゃないの?
ひょっとしたら、いつも幸運なボクは雨にも降られないのとちゃいます?

ちゅことで、ケッコー!


朝3時の春日丸に乗ったのは8人位か、底物は私ひとりである。

で、いつもの最北の瀬。
西からの風はあるものの、今は凪といっていいだろう。


一転時化模様

夜明け前、風が強くなり一転時化模様。
近くの小さい瀬の釣り人は暗い内に瀬替わりして行った。

マズメ時、ジグを投げていると雨がポツリポツリ。 キャスト後のフォール中、空を見上げているとロッドを引っ張られ、無意識にアワセをくれるとあえなくラインブレイク。 4mのリーダーがあるのにPEから切れるとは、どゆこと?


底物竿に持ち替えるが、風で穂先を安定出来ずにアタリがある様な無い様な訳分からない状態がもどかしい。
波はどんどん高くなり、雨も大粒になるとアタリを取るのが更に辛くなる。
その上、濡れたウェアが風にさらされ寒いの何の。

もう無理、見回りが来たら替わろう。

左側にいたルアーマンも裏向きで竿を振り始めた。

しばらくすると、沖合い30mに大きなゴミが流れて来た、ひとーつ、ふたーつ、みー・・・。
あれ?
クーラー?
これはひょっとして。

裏側のルアーマンに声を掛ける。「荷物が流されよるよー!!」

見回りまで待たず、船を呼んで荷を追っかける。

クーラー二つは回収。まあ、流れたのが人で無くて良かったとしましょうよ。

唯一の獲物はガキ

で、私は荷に追いついた付近の瀬に乗礁。

背の高い瀬でポイントは大きく分けて二ヶ所、 アタリを探して二ヶ所のポイントを行ったり来たり、 いったん頂上まで上がらないと行き来出来ないので、竿と付け餌をもってウロウロは疲れる。

その甲斐あって、チビだがイシガキゲット。

今日はコレで十分満足である。

しゅーりょー


と、久しぶりの荒天釣行でした。

おニューのレインウェアを出し惜しみして、古ーいゴアで行ったのが大間違い。 アレはもうただの古着でした。
もう雨がシュンシュン(?)浸透してきて、パンツまでびしょ濡れ。

濡れてなかったのがバンダナの頭のてっぺんだけとはコレ如何に?
私、頭頂部から熱を発しているのでしょうか? シュッポッポ。


使用渡船 春日丸  バフンウニは春日丸で購入できます。(漁期が終わりましたから、ウニガラは終了です)

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