磯の童子

2009 磯底物釣行記
平成21年10月12日

No.9 蓋井島・私はガキ釣り師

三連休最終日の体育の日、晴天ベタ凪とくれば、さぞや磯は賑わうだろうと思ったら大間違い。
我が春日丸は8人くらいだろうか。
どの磯も上がれる状況だが、足場が良いいつもの瀬に乗礁する。昨日、大物が上がったと言う某瀬は足場が悪いので今回は遠慮した。 秋は良いお魚が出るのだよなぁ、ここ。


夜明け前の

10月より4時出港となり、タックルの準備を済ませた頃には薄明るくなる時間で非常にいい具合である。

夜明け前、刻々と色を変える空。この美しいグラデーションを見られるのは釣り人の特権だろう。

まあ、観賞していても、気持は海の中であるが。

ガキ1号

釣り始めて15分もすると、餌のバフンウニは一瞬で消え始めた。

ちょいといい当たりに、押したり引いたり駆け引きを楽しんでいる内に、まんまとハリを口にしてしまう私のオカズ君。

アワセてもないのに16号ガッチリである。

意地汚いって、キミ。

最後の餌

8時を回るとアタリは極端に減って、たまのアタリも単発で終わる。

11時、最後から二個目のバフンウニで三枚目のガキを釣った。

そして、最後のデカイ餌。

最後に残してしまったが、こんなデカイのは寄せ餌と考えて早めに使ったほうが良い。

サザエ

多分、足りなくなるであろうとサザエも持っていた。

家人は晩御飯に壷焼きを期待していたが、雑魚どもへ刺身にして振舞う事となった。

家ではケッシテ厨房には立たない私であるが磯の上ではマメなのだ。

かと言って釣れることも無く、しゅーりょー

ガキだけ

バッカンのサイズは言わないでおこう。

私はガキ釣り師。

合言葉は『ボーズよりマシ』


う〜む、いつでも釣れるのはガキばかり、打開策は無いのか。

デカイのはどこかに居る。少し目先を変えた方が良いのかも知れない。

使用渡船 春日丸  バフンウニは春日丸で購入できます。(漁期が終わりましたから、ウニガラは終了です)

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