磯の童子

2016 磯釣行記
平成29年2月4日

No.1 萩大島de遅い初釣り

やっと釣りが出来る状態になったのだが、寒くって体が動いてくれない。

週末の天気予報を見ると絶好の凪である。しばらくご無沙汰の新鮮なお魚を食いたい欲が体を動かすエネルギーであった。(スーパーのお魚なんて食えた代物ではないのだ)

『のんちゃん丸』に電話するとまだ乗れるというので萩沖に決定である。


 

6時出港ののんちゃん丸は萩沖各島に点々と降ろしながら大島まで来た所で私の名が呼ばれた。

乗礁した所は、凪であれば最高の足場のここ。あの日の尾長の印象が強いが今はどうなんだろう。

もうキャップランプは不要な明るさである。大急ぎで撒き餌を混ぜてタックルを準備する。

今日は1.2号ロッドを使用し、軽め浅めでスタートする。

 

しばらくは餌が残る状態が続いていたが、撒き餌が利いて来たのか餌を盗られ始めた。これはクロの様な気がする。

撒き餌の位置と投入点を工夫しながら続けていると足裏クロが食った。ちっちゃいのか?
次はコッパ尾長、、、む、マズイかも。デカイの出ないパターンちゃうか?

サイズアップして30にちょい足らないサイズ。おっとこんなのでも撮らないと写真がなくなるな。

 

どうも潮の動きが悪い。潮が動けばクロが食い、止まるとフグになってしまう。

そして動いている時には、普通に流せば小さいながらクロが簡単に釣れてしまう。ロマンを求めず、オカズを求めるのであれば大満足の釣りなのであった。

最大で30ちょい。たまにロマンを求めて遠く深くなどとやってみるが効果は皆無であった。 

 

大まかに別けて3ヶ所をポイントと考えて、食い方により3ヶ所をローテーションしてお魚を探す。

左から出るサラシを中心にサラシの左沖、正面のサラシ右サイド、サラシの影響がない右側である。

フグのアタリが増えるとポイントを変えるパターンで数を伸ばしていった。

少しアタリが遠のいた後、正面やや沖で食ったのはチヌである。完全に中層である。

 

そしてチヌも少々サイズアップ。 

これも完全に中層で食い、チヌとは思えない凄いスピードでウキを引き込んだ。 

ひょっとしたら尾長かも知れないと思っていたが、その場首振りを開始してチヌだと知らせてくれる。

あんな中層で食うかねぇ

チヌはもういいや。 

 

型に不満はあるがオカズは十分出来た。納竿としよう。 

赤磯から先は日が当たっているが、こちら側は日影である。

つまりこの辺りの瀬は朝から納竿まで日が当たらないのである。

天気によってはかなり寒い思いをする場所だろう。 


冬凪の一日でのんびり楽しむ事が出来ました。釣れ続けていたので時間を忘れていました。

水温は14°との事ですが、餌盗りは少なくクロの活性はあるので非常に釣り易い状況でした。

しかし大型(ここでは40オーバー)は何処へ・・・。デカイのも釣りたいなあ。

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